影山(@heartleafkk)です。
ちょっと前からフリーオルゴール音源の「Victorian Music Box」を使い出したんだけど、恐らくサンプリングの際のノイズが結構気になってて、ナチュラルな機械音なら全然いいんだけど特に音圧上げるとヒスノイズが際立っちゃうんで、今回はそのヒスノイズを処理することを前提に愛用してるwavesのノイズリダクションプラグインで色々と試してみました。
僕が普段多用することが多いのはWAVESのZ-Noiseなんですけど、今回はそれに近しいX-NoiseとおまけでNS1も使って比較してみます。
今回はこのトラックを使って検証を実施。
これ、リダクションをかけずに音圧だけ上げてあります。
すごく分かりやすい位ノイズが気になっちゃいますね。
それでもオルゴールっぽい自然な機械音は残したいので、そんなナチュラルな響きを目指してみます。
また、僕のように自分で楽器を弾いたり歌ったりして録音することがあるようなプレイヤーにとってはノイズリダクションってかなり重要な部分ですので、同じようなプレイヤーの方にもご参考になればと思います。
X-Noise
X-Noiseは始めに無音部分を選択してノイズプロフィールを勉強させる事が必要なので、そこにちょっと気を使う感じです。まあ、挿しただけでも割と消えるんだけど。
プリセットのホワイトノイズを選択後、左のリダクションフェーダを75まで上げた状態がこちら。
うん、消えるね(笑)
僕はZ-Noiseをよく使うんだけど、X-Noiseの方が見た目が好きなんです僕。かっこいい。
Z-Noise
X-Noiseの進化版みたいなものです。
Z-Noiseは、ノイズプロファイルを自動でやってくれたり、5バンドのEQで帯域で微調整も出来たりするのでかなり重宝です。
「Victorian Music Box」は2k周辺に不要なノイズ様がいらっしゃるみたいなので、リダクションをフルにしたあとノイズプロファイルEQで2k辺りに強めにかけました。
うん、素敵。所々で聴こえる機械音もナチュラルです。
X-Noiseよりはやっぱりフレキシブルですね。
NS1
NS-1はフェーダーを上下させるだけでノイズリダクションができるというプラグインです。
簡単だし汎用性は高そうだけど、微調整が効かないのであんまり使っていません。会議録音とかのホワイトノイズを消したいとか、使うときはざっくり使う感じです。
フェーダを30まで上げてみました。上げすぎるとスレッショルドかかりすぎちゃいますので控えめに。
うーん、やっぱりノイズの頭とケツが不自然かな。リミッター使ってるみたい。
使い方次第って感じかな。
今回は割と簡単にやってますけど、ノイズ処理ってやたら時間かかったりするのでね、用途に合わせて効率的に使い分けたりするのがベターかと。
X-NoiseとZ-Noiseはバンドルで買えれば揃いますね。
http://www.waves.com/
それでは(´・ω・`)