影山(@heartleafkk)です。
あまりに赤裸々で丸出しすぎて、一気に引き込まれた。。 https://t.co/M5mkLNX9aF
— さくま氏 #音テロリスト (@skmmtt) December 1, 2016
でもまだ、終わってないでしょ? https://t.co/0WsYitUYIM
— しもつき (@_simotuki_) December 1, 2016
松下さんが覚醒してる https://t.co/PXSKHOcIJS
— kondo@kira (@neiropost1) November 30, 2016
可能性しか感じない! "@Crimson_Boots: 10年もダラダラと夢を追いかけた結果、何も残って無くて乾いた笑いでた。: https://t.co/73Po8dgFGe https://t.co/9wKnsn6nfW"
— サウンドオルビス@soundorbis (@soundorbis) November 30, 2016
痛い程分かる。でも、これってまだまだ諦められない、認めない自分もいるわけで・・・笑った結果もうこの生き方もブログに書いちゃえばいいんじゃない?って書いてるのが私です。 https://t.co/5LI2skK7Bv
— Lucir(るしる) (@aromusica) November 30, 2016
最近、crimsonbootsの松下健一さん(@Crimson_Boots)のブログへの反応がTLを賑わしています。
http://www.crimsonboots.com/Entry/437/
自虐的なセンテンスで、自分の今を包み隠さずにさらけ出しておられるようです。
マジでなにも残ってないよ
今後のブログで自分のポンコツ具合を語っていこうかなって思うんだけど、本当に何も残ってない。
音楽的な成功は無いし、1年くらい前から始めたブログでも稼ぎは小遣い程度。
友人は結婚していく。
恋人は去っていった。
まともなヤツとも疎遠になっていく。
気が付いたら、10歳年下の女上司に毎日ガミガミと小言を言われながらレジ打ちをする日々。
時給950円。
泣く気力すら起きないね。
先日の音楽サミットがきっかけだったみたいなんだけど、僕はね、とても好感を持ったんですね。
僕も似てた
松下さんは今32歳だそうですけど、10年間ずっと音楽での成功を目指してきたんだって。
僕もずっと地元を離れてバンドで一旗上げてやろうと必死にやってきました。
でも、必死になってたつもりなだけだったんですよね、松下さんが言うように、僕ももっとやれることはたくさんあったはずだったけど、バンドやってるってステータスに酔ってただけ。
多分そんなバンドマンはクソほどいると思うけど、気がついたら周りは結婚して、当時同棲してた彼女も出て行って、バンドの為にって就職もせずにバイトしてただけ。それだって自分のやっていることを正当化したいだけだったと思うけど。
それでも、やっぱり音楽が気持ち悪いくらい好きだったから、今もこうして音楽をやってるんだけど、歳を重ねるにつれて大した価値も無い自分をちゃんと受け入れて、じゃあどうするかってことで、今の活動があるんだよなって。
僕は今36歳なんだけど、もうこの歳にもなるとね、当時よく一緒にやってたバンドもメジャーになってめちゃめちゃ売れてるか、逆にもう辞めてるか、それか今の僕みたいに好きで続けているか、大体その三種類に分けられるんです。
正直知名度もそんなに無い僕みたいなおっさんがツアーとか出ると、対バンもハコの人も割とみんな絡みづらそうにしてたりするんだよね。
まあ、今は今で純粋に音楽に向き合えてるから、自分からどんどん話かけたりして友達作ったりしてるけどね。自分の価値を知ると、行動が純粋になるのかな?って感じてる。
それでも自分の小ささをわきまえた上で真摯に話したり音楽やってると、若いバンドマンとも自然と仲良くなったりするのとかは単純に嬉しかったりもしたかな。
最終的に売るのは人間だと思ってる
松下さんのブログを読んで「悲惨だな」って思う人もいるかもしれないけど、例えば自分なんてウンコだって言ってそれで終わりなら確かにクソダサいけど、松下さんはそれでも、「なんとかしてやろう!」と葛藤しまくってるんだと思う。毎日。
自分の無力をちゃんと受け入れて、自分をさらけ出せるひとを、僕は美しいと思う。
正直見栄ばっかりだからね、世界は。僕にとってはちょっと生きづらかったりする。
僕は、うだつの上がらない活動をなんとかしたいとか、自分の好きなように生きたいと思ったとき、自分の売りってなんなのかをすごい考えたんです。
で、最終的に残ったのが「自分」だった。
僕の売りは、自分という人間。
音楽もそうだし、他の仕事もそうだけど、いかに自分らしく生きて、自分の人間性をさらけ出すか?最終的にそこが人を動かしていると思っているし、何より自分の人間性に正直に生きると、自然と僕の人間性を好きな人は近くに寄ってくるし、見せかけだけのような付き合いの人とは疎遠になったりで、いろんな意味でスッキリ生きられるようになりました。
まあ、その生き方が正解なんてことはないけど、でも最終的には人は人間性についてくるものなのかなって今は強く感じてる。
だからこそ、虚勢も見栄も必要無いんですね。
松下さんは今32歳でしょ?
僕は35歳にして、色々さらけ出して生きていこうと決意したので、僕よりも3年は伸びしろあるじゃんねw 僕も32歳の頃は、嫁とも付き合ってもなかったし、一人でこれからどうしようか考えまくってたし。
まあ、歳なんて関係ないのかもね、いくつになってもちゃんと等身大の自分でいられる人間であれば、いつだって変われるんだと思うし。
人間は死ぬまで成長できる生き物だと思うんです。
まともなヤツとも疎遠になっていく。
松下さんの文中にこう書いてあるんだけど、僕はもはや所謂「まともな奴」となんて無理して付き合いたくもないって思ってるよw
去りたい奴は去ればいいし、こんな僕でも愛してくれる人に最大限の愛を還せたら。って、それだけですね。
嘘ついて生きてるより正直に生きてる人のほうが僕は好きです。
松下さんのこれからが楽しみです。いつか会って話してみたい。
いや、きっと会えるな。