影山(@heartleafkk)です。
というわけで、前回はリズムセクションの事について触れてみましたが、今回はギターセクションについて。
ギターは自分のギターをインターフェース直挿しでGTRという、wavesのアンプシュミレーターを使いました。
前記事にも書きましたが、今回はwavesのGTR3を使ってのポスとロックの音作りのレビューを書き出してみます。
きっかけ
次回作も期待してます!
ギターの音めっちゃ好きです!音作りは何を使われてるんですか?— いぬたか⊿田舎モン (@inaka_mon18) January 3, 2017
フォロワーさんのいのたか(田舎モン)(@inaka_mon18)さまから嬉しいリプを頂いたことからです。ありがとうございます(´・ω・`)
使用機器
使ってるギターはfender japanのジャズマス君です。年式は忘れました。
ハムっぽいピックアップだけど、中身はシングルコイルです。
ただ普通のシングルコイルよりはワイドに巻いてありますので、かなり出音が違います。
リア、センターポジションでは、エッジの効いたトレブリーなサウンド。
フロントでは、かなり甘い音が出ます。
個人的にはリアとセンターの音はあんまり好きじゃなくて、heartleafとかでは殆どフロントにして使ってます。今回もオールフロント。トレブリーな音作りなので驚かれるかもしれませんが、、、。
と、インターフェースはzoomのR24のHI-Z端子に直挿しですw
ワイルドだろーう?
そう言えば最近スギちゃん見なくなったな。
ちなみにR24のレイテンシーは、、、
ダイレクトモニタリングしながら弾くのですが、気にはなるけどこのくらいならギリギリ弾けるレベル。
アンシュミ使うときはレイテンシー大事ですからね。
GTR3
Fender®、Marshall®、Mesa/Boogie®、Vox®といった、ビンテージから現代に至る最高のギターアンプを、従来のモデリングを遙かに超える革新的なサンプリング技術を駆使して解析しました。その結果、Waves GTR3は、数あるギターアンプ & エフェクトソリューション・ソフトウェアの中で、最高の響きを持った製品になりました。
HPにも書いてありますが、名うてのギターアンプをシュミレートしたギター用プラグインです、持ってる人も多いのでは??
というわけで、数あるシュミレートの中から、今回の曲で使っているポストロックっぽいサウンドメイクについて解説していきます。
この楽曲ではギターは4本重ねています。
3本はリフ用、残りの一つは残響音用です。
とりあえずリフのギターを書き出してみました。
勢いで録ったのですごい荒いですね、すいません(´・ω・`)
それぞれの音を取り出して解説してみます。
ギター1(L70)
パンニングはL70です。
クリーンとクランチの間くらいでアルペジオが欲しかったので、GTR3のアンシュミでは「cream」というシュミレートタイプをチョイス。GTRの中では一番好きなシュミレートです。
で、設定はこんな感じ。
cleanだとちょっとパンチ無さそうだったので、挿すだけで若干歪むcreamを選んだわけですが、デフォでかなり歪んでるのでDRIVEは0まで切ってます。
ギターがフロントピックアップのため、若干ハイが淋しいためにTREBLEとPRESをあげてます。
マイクとキャビネット設定はデフォのもの。
うん、好きな感じ。
この曲の最初のリフはこのアルペジオからだったので、全ての始まりはこの音作りからです。
「Clunch」のシュミレートは想像以上に結構歪んじゃうので、程よいクランチ感が欲しい時はこのcreamを使っています。おすすめ。
ギター2(センター)
まじ下手でごめんなさい。
インストの曲なのでセンターにもギターを入れます。主に主旋律的な感じのやつです。
ここでは「Clunch」を使いました。
理由は他の音と差別化させるためです。あと、ちょっと癖のある音の方が真ん中で目立てるかなー?と思ったので。
先述のとおり挿しただけで歪むので、DRIVEは相変わらず0。
あとは気持ちいい感じにパライコをいじりました。
ギター3(R70)
ハイポジでのカッティングパートです。
ここも「Cream」を使ってます。
パンはRに70。
普通のバンドのミックスだとここまで極端には振らないんですけど、今回は色々遊んでみようと思って振りまくりまクリスティです。
creamは選んでますが、ジャキジャキした音が欲しかったのでDRIVEを3時まで上げています。
あとハイのつまみも上げます。こうすることで激情系ポストロックっぽいジャキっとした音ができます。
ギター4(センター)
こちらは適当に弾いてるので何したか覚えてないwww
轟音のノイジーな音が欲しかっただけです。
適当にグリスやスライドしたやつにディレイかけたりしてます。
これ、CUBASEに元々付いてるプラグインで、以前フォロワー様に教えてもらってから割と使ってます。
歪みや空間系を最大4つの帯域にわけて調整できるというもの。
最後の部分はリバースさせてオートメーション書いて遊んでみました。
まとめ
ポイントはなんだろう、、、?(笑)
ミックスとかしてくと想像以上に歪みって気になったりするので、ゲイン関係は控えめにした方がいいですね。
歪みで言えば、あえて一段階下のシュミレートをチョイスして、ドライブの調整で可変した方がやりやすいかな?って感じです。
僕はもともとバンドで色んなジャンルのギター弾いてたので、都度欲しい音とか理想の音を頭に思い浮かべられたりするので、あとはただそれを具現化するだけです。
そう考えると、最初の段階で自分の欲しい音をどれだけはっきりイメージできるかというところが大きなポイントになります。
そこら辺は、色んな音楽を聴いたりツマミを色々いじったりしたりして、自分の好みの音がどうやって構築されているかを解析したりするのが一番早いかな?って感じです。
これ、バンドマンにも通じるところですね(´・ω・`)
それでは。