バンドマンDTMerが語る、DTMerにバンド活動をおすすめする5つのポイント

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影山(@heartleafkk)です。

先日、バンドマンにDTMをおすすめする記事を書いたところですが、いつもいつもバンドマンにDTMをおすすめしてるので、今回は逆に普段DTMクリエイターとして活動をする皆さんに現実世界でのバンド活動をおすすめしてみようと思います。

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勿論やるやらないは自由ですが、バンドをやる人間としての視点で考えてもメリットの多そうなことを5つピックアップしてみます。

タッチや表現力が身につく

DTMにおいて、ベロシティ操作なんかで音の強弱をつけたりする、いわゆる「ヒューマナイズ」の作業ですが、自分で楽器を演奏することでより人間らしいタッチや表現を学べます。

例えばギター一つ取ってみても、ピックで弾くのか指で爪弾くのかでも音は変わってきますし、同じコードでも押さえ方が違ったり、代理コードがあったり、サスティンの伸ばし方、コード移行する際のフレットのスレやブラッシング音、ゴーストノートなど、打ち込むだけでは到底知ることの出来ないであろう表現が数多く存在します。

「ここはフロントPUで優しく弾いて温かみを出す」とか、「ここはリアで激しめに弾いて荒々しさを表現する」なんかも、おそらく実際にギターを弾くことでしか体感はできないです。

打ち込みがダメ!ってことを言いたいのではなく、実際に弾いてみると気付ける部分がめちゃくちゃ存在する。ということを強く言っておきます。

その経験をまた打ち込みなどで生かせれば、今まで表現しきれなかった音を再現できる可能性がグンと上がるわけですね。

ありえない重音に気付ける

打ち込みのギターを聴いていると、たまに「この出音は同時には弾けないな」と思うことがしばしばあります。

勿論それはそれで作品として良しとするのなら問題はないですが、より人間らしさや本物っぽさを追求するならば実際の楽器がどういう音を同時に発音できるかを理解していると打ち込みも楽なんじゃないかな?と思うんです。

バンドに限らずオーケストラなんかの住み分けもそうかもしれませんし、ドラムなんかも明らかに手が二本以上ある重音とかになる可能性もあります。

「それはそれでいい」とする考え方と、「何も考えずに打ち込んでた」だと、かなり意義が違ってきますしね。

前項と重複しますが、実際に楽器を弾いてみて気づく部分ではあるので、その点を踏まえてもバンド活動には色んなヒントが現存していると考えられますね。

派生で、ライブハウスでバンド活動をしてると、自ずとステージを意識したパンニングや空気感などにも応用が利くようになります。

そのへんも、実際体感してみて分かるところが多いのでは??

作曲環境が増える

 DTMはパソコンなどを使いつつ作曲をしますが、実際楽器を弾けることでDAW環境が無くても作曲が出来ます。

例えば、思いついたメロディを即座にギターやピアノなどの楽器を使ってコードを探ったり、電源が無い野外などでも作曲が出来るため思いついたネタをすぐ具体化出来るのはかなり有益です。

場合にもよりますが、実際僕が曲を作るとき(特に歌ものを作る時)は、大体ギターやピアノで音を探ってある程度のコード感を確かめてからDAWで作り出すことが多いです。

外出するときなども、ギタレレ(ウクレレくらいの大きさのガットギター)を携帯し、思いついたことをなるべくその場で形にするようにしています。

また前項に起因するところではありますが、DTMer界隈で言う「コーライティング」と同意義のバンドなどの組織形態での音楽活動は、自己の持てる作曲の限界を外に拡げてくれる大きなメリットでもあります。

自分だけで完結させるだけでなく、他者との作曲環境を構築することで、作曲の方法や範囲などを拡げる可能性は無限大とも言えます。

他者との協調性が高まる

DTMでの創作活動はやはりインターネットが主体となりがちですが、バンドをすることで現実世界での他者との関わりが必要になってきます。

インターネットでのやりとりとはまた違って、実際に楽器を持ってのやりとりをしたり、一緒に音楽をプレイすることで、自分以外の思考やモチベーションに触れることが可能。

基本的に自己完結型のDTMとは違って、協調性やコミュニケーション力を養う事にもなり得ます。

またDAWとは違って、自分の考え方にバツをつけられる事もあるかもしれないし、文句を言われる可能性もあります(笑)

ただ、それをメリットとするかデメリットとするかは考え方次第です。

いかんせん、一人で活動をしていると独りよがりになりやすかったりもするので、そこでちゃんとバツをつけてくれたり、ブレーキをかけてくれる人がいることは、むしろ幸せなのかもしれません。

マーケットが広がる

これは前の記事でも書いたことですが、どちらにしてもメリットと成りうる部分だと考えます。

バンドを始めて、例えばライブまですることになったとしたら、普段インターネットだけで活動しているだけでは巡り合うことの出来なかった人達にも音楽的アプローチも可能だし、音源の販売やグッズ展開など、いわゆる「ライブ物販」で自分の好きなものを売れます。

年間に限られた数の同人イベントやコミケのような大きなイベントとは違い、ライブには毎回必ずと言っていいほど物販の時間が付いてきますので、その分マーケットは大きくなるわけです。

「CDやグッズを作りたいけどネット販売だけだと厳しそう、、、」なんて思っている方も多いかと思いますが、実際に売り場や表現の場が増えるのはかなり大きなメリットです。

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以前記事にも書きましたが、もともとネットで活動していたけどその後バンドとしてデビューして今メジャーで活動してる千葉の「noisy cell」というバンドもいます。

可能性は無限大です。

まとめ

バンドともなると多人数での活動になるため、一人で活動にするのと比べてヒューマンリスクはどうしても上がりますが、その分音楽的に得られるものもとても大きいのです。

人前で演奏するという事は音楽的に見ても非常に有益なことだと思うし、何よりも自分以外のフィルターを通すことで、自分だけでは見えなかった景色や表現しきれなかった空気感なんかも得られるのは以後の音楽活動にとってもとても大きな意義をもたらすことになるのではないか?と考えます。

自分ひとりだと、どうしてもバツを付けてくれる人は居ないのでね、他者とのコーライティングにも通ずる部分でもありますね。

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かくいう僕は、バンドは「良くも悪くも他人に左右されるもの」だと思って、ソロ活動を始めました。

今は嫁と二人でやってますが、今でもたまにバンドっていいよなぁ、なんて思うときもあります。

確かにリスキーな部分もあるけれど、他人と何かを作ること、一つの目標に向かってガチンコで戦えること、他者と一緒に気持ちや感情を持って音楽に触れること、それらはやっぱり自分以外の人とじゃないと味わえないものだと思うのです。

DTMerって音楽に対してとても勤勉だし、ぶっちゃけバンドマンよりよっぽど音楽的に博識な気がするので、僕的にはDTMerがバンドやるのは凄く良いと思います。

学びも多いし、よりクリエイティブな活動が出来ると思う。


最後にただ1つだけ言わせてもらうと、バンドもDTMも両方同時にガチになると兎に角金がかかります(笑)

これは体験済み(´・ω・`)覚悟必要。


それでは。 

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夫婦で音楽やっております。