我が愛息が生まれて早くも1年以上が経過したわけですが、子育てをしながらなんとか音楽活動を続けております。
で、去年の秋くらいから自主企画やらイベントやらを含めても何本かライブをしてきたわけですね。
先日は、嫁の出産後初めてとなる県外遠征にも行きました。
浜松キルヒヘア、無事終了。
企画してくれた竹内姫はじめ、uterus、FIND A LINE、DAS OK、関係者様、お客様、本当にありがとうございました!また必ず還ります! pic.twitter.com/YXKZbDSvx5— 影山健二@チリチリざむらい (@heartleafkk) April 23, 2017
とまあ見てお分かりになります通り、浜松へは初めて息子を連行してライブしに行ったわけです。
で、色々と立ち止まって考えることがありまして、ちょっと一旦これからの事を考えてみようと思いました。
子育てしながらライブをする難しさ
季節的なものも考慮して、冬場は県内でなるべく近場でライブをブッキングしました。
これは、息子はライブには連れて行かず自宅などで両親などに預けて我々だけライブに行くというスタイルになぞらえたもので、今までは両家のご両親の助けをお借りしてライブをしてきたわけです。
ただ、家族にもあんまり迷惑もかけたくないので、伊那市や駒ヶ根市のように自宅からかなりの近場の会場の場合はリハーサルが終わったら一旦嫁が自宅に戻り、愛息の風呂とご飯、寝かしつけをして本番までに会場に戻るという作戦も遂行してきました。
これが結構な労力が必要で、可能ならばライブのことだけを考えていたほうが演奏にも集中できるし、音楽だけのことを考えていられる方が楽なんですが、嫁としても正直全然気持ちが落ち着かないまま本番を迎えることもありました。
浜松の場合は、遠方ということもあり嫁の友人に同行していただき、リハと本番の時だけ息子の面倒を見てもらうという方法をとってみました。
ただ、最近は息子も自我が強く芽生え、嫁の顔が見えなくなると簡単に泣いてしまうので、結局リハが終わったあと宿泊場所に嫁が戻り、いつものようにご飯を与えて寝かしつけまで終えたあとに会場に戻るという感じでした。
同行者にもだいぶ迷惑をかけることになってしまいました。
やり方としてはやはり、
①自宅で両親に見ててもらい、本番が終わったらなるべく早く帰宅する方法。
②同行者を募り、一緒にライブに行く方法
この二つしか考えられないんだけど、どっちもやってみた結果「どっちにしろ誰かどっかに負荷はかかる」ということを痛感。
例えば、夫婦のどちらかがバンドでライブするってことならどっちかが子供の世話をしてりゃ問題無いんですが、いかんせん夫婦で活動している手前、そこはどうしようもないんだよなあ。
有名な「ハンバートハンバート」は、子供が3人もいるそうで、一体どうやって活動をしてるかとても気になるところですが、やっぱり慌ただしい子育てをしながらの活動になっているとどこかの文献で見ました。そりゃそうだよね。
今後のこと
ありがたいことに、リリースに先駆けて方々からライブのお誘いも受けているのですが、正直なところ二人で悩んでいる状態です。
先日の浜松でのライブを終えて、車内で嫁と色々どうしようかと話していたんですが、嫁からある提案を受けました。
「夜の会場ではなく、昼間のイベントなどで、できれば息子も同伴できるような会場なら可能なのではないか?」
ということです。
確かに昼間はあんまり泣くことも無いし、夜遅くじゃなければ同伴者や協力者にとっても負担は減りそうです。
なにかあればすぐ目の前に僕たちがいれば、息子も安心するかもしれない。
今のところ、この先に入れているライブは野外や自主企画で、子供も一緒に同伴可能な場所です。
なので暫くは、そういう環境の中で演奏できるシーンをなるべく生んでいきたいなと考えています。
あとはまあ、僕が始めたインターネットでのアクティビティもうまく絡ませながら行ければ、なるべく音楽活動もストップすることなく続けられそう。
本当のところ、子供が大きくなるまではライブは厳しいのでは?と忠言されることもありますし、実際僕たちだってに何も考えずにただやりたいことをやってるわけじゃない。
傍から見たら、子育てを疎かにして自分たちのことばっかりやってる夫婦と思われても仕方がないかな?とも思います。
だけど、僕たちを、僕たちの音楽を待っててくれる人がいて、演奏を見たいと言ってくれる人が居る。
僕は音楽家なので、そういうレスポンスにはなるべく答えたいと思うし、heartleafの音楽を愛してくれる人の気持ちをやっぱり無下にはできません。
僕達はいつも葛藤の中にいます。
息子のことも大事だけど、音楽もやっぱり大事で、それらは天秤には架けられない。
どうかわかってほしいなんて思えわないけど、僕達は僕達なりの音楽活動と子育てをやっていくつもりでいます。
息子も成長するにつれ、きっと状況も変わってくるし、どうなるかなんて全然分かんないです。
でも、その時その時のベストな選択をしていければきっと全てうまい方向に転がっていってくれると信じている。
今はただそれしか言えない。
まとめ
というわけで、暫くは昼間のイベントやライブを中心にスケジューリングをしつつ、インターネットを駆使して活動の最大化を図っていこうと思ってます。
良さそうなイベントがあったら是非お声がけください、しっかり前向きに検討してまいりますので!