というわけで、2016年4月8日に、予定通り持病である食道アカラシアに対する【POEM】手術を受けてまいりました。
前記の通り、東京都の昭和大学江東豊洲病院です。
今までの経緯はこちらから。
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かかった費用とか、移動のことなんかも細かく書いていこうと思いますので、POEM手術を検討されている方のご参考になればと思っています。
色々不安な事も多いかと思いますが、こんな田舎者のゴリラが無事帰還できてますので、きっと大丈夫です(`・ω・´)
新宿から豊洲病院まで
僕は長野県からでしたので、新宿のバスターミナルまでの区間を高速バスで移動しました。
2016年4月4月から、新宿エリアのバスの発着拠点として『新宿バスタ』というプラットフォームができていました。
最初行くと結構戸惑いますけど、始業間もないためか、いたるところにスタッフさんがいらっしゃいますので、丁寧に教えてくれます(´・ω・`)
新宿から豊洲まで電車で移動。
最短で一回の乗り継ぎです。
都営新宿線で市ヶ谷という駅まで行き、そこで一度東京メトロ有楽町線に乗り換えます。
有楽町線上に豊洲という駅がありますので、そこまでまた電車に揺られていきます。
乗り換えも、分かりづらければ駅員さんが改札付近にいらっしゃいますので、優しくナビゲートしてくれます。
今は乗り換えのアプリとかも沢山出てるし、落ち着いて行動すれば大丈夫です(´・ω・`)
そんな僕は一度改札を止めてしまいましたが(´Д` )てへぺろ。
駅を降りたらタクシー使ってもいいですけど、歩いて10分かからないんで、いつも僕は歩きますけどね。
新宿から豊洲病院までは、電車と徒歩でおよそ45分くらいかな。小旅行にはちょうどいい長さですね。
入院後
というわけで、手術日前日の2016年4月7日に無事入院することができました。
入院から手術を経て退院までの事。
入院1日目
14時入院の予定でしたが、1時間前位に到着してしまったので、院内のカフェにて遅い昼食とコーヒー。
この食事を最後に暫くまともに食べられないかなー、なんて思いながら食べました。
昼食後は1階にあるお客様サポートセンターに受付に行きました。
病院とのやりとりがある場合は、基本的にこのお客様サポートセンターが窓口になっているみたいです。
分からないことや聞きたいことなんかがあればお気軽に問い合わせてみましょう。
係員の指示で病室へ。
今回は6階のA病棟というところでした。
相変わらず外は堀とビル群。
この日は雨だったので東京タワーも富士山も見られませんでした。
入院後、寝具に着替え、看護師さんから今後の説明と手術に使用する『Tパンツ』、いわゆるT字帯ですね、購入してきてくださいとのことで、1階のコンビニまで買い物に行きました。
院内にはコンビニ、カフェ、ATMもありますので、生活用品とかには困らなそうです。
僕みたいに遠方から来るとどうしても移動の荷物が増えてしまうので、僕は今回なるべく軽荷にして必要最低限のものだけ院内のコンビニで買いました。
例のブツ。しかしなんでも中国製ですね。450円位。
買い物後病室に戻ると、暫くしてそのまま採血でした。
夕方くらいに麻酔科の先生が手術時の麻酔のことについて説明。
その後、看護師からシャワーを浴びてくださいとのことで、シャワーを浴びてベッドに戻ると夕食が出てました。
流動食です、重湯。
夜は0時より絶飲絶食。水もダメです。
明日の手術に備えて早めに就寝しました。
入院二日目
11時から手術予定でした。
話だと2時間前後の手術とのこと。
結構早くに目が覚めちゃったんだけど、何も食べられないし飲めないので、手術までの時間が長く感じました(´Д` )
手術前に排泄を済ませておいてください、とのことでしたが、昨日もあんな感じだし、お通じは無く断念。
予定時間間近となり、看護師さんが送り出しをしてくださいました。手術室までは徒歩で行くということで、看護師さんのあとに続き手術室へ。
スタッフの皆さん、合計で何人くらいいただろう?10人はいたと思います。
手術台に寝かされ、色々と準備がされていきます。怖いーー(´;ω;`)
POEMは全身麻酔なので、注射にて全身麻酔がかかります。
あの、麻酔で徐々に意識が薄れてくの、やっぱり怖いですね、腹腔鏡手術の時もそうだったんだけど、何回やっても怖い(´;ω;`)
呼びかけで目が覚めると、薄い意識下ではありますが、手術うまくいきましたよ!的な声が聞こえてきて一安心。
と、同時に採血もされてた気がします。
ただ、胸部にものすごい痛みを感じました。
もうホント痛くて、意識もあんまりないので術後のすぐのことはあんまり覚えてないんですけど、とにかく痛い痛い言ってた気がします。
前の検査入院の時先生から、術後結構な痛みがあるとは伺ってました。
POEMは、開腹はしないはしないんだけど、それでも食道の外側の筋肉を10~15センチほど切り取るので、痛いは痛いですよ、と仰っておられました。
若い人ほど痛みが強いらしくて、でも2日位経てば落ち着いてくると聞いていました。
とりあえずそれを信じてひたすら耐えるのみ、、、。
どれくらい時間が過ぎたのか、レントゲンの技師が来て、痛い体引っ張りつつレントゲン撮影、、、。
うう、痛いから体動かさないでくれ、、、、。
終わってまた暫く経った頃、どうやら手術時のイレギュラーで軽い肺炎にかかったようだ、との通達を受け、もうなんだか分かんないけど、とりあえず抗生物質を投与するとのことでした。
ちょっと気持ち悪いとかあるかも、、て話だったんだけど、案の定夜のうちに2回ほど吐瀉。
そんなこんなで朝以外は殆ど痛みにうなされ、そして意識薄弱のまま手術日は過ぎていきました。
細君や家族の立会いなどは無かったので、手術の成功を通達したかったんだけど、とにかく動けなくてダメでした。
入院三日目
早朝に目が覚めて、とりあえず看護師さんに携帯を取っていただき、細君にはなんとか無事を伝えることに成功。
再び就寝後、朝起きると痛みがだいぶ治まっていることに気づきました。
この日は術後の検査を一通りやるとのことで、採血、レントゲン、胃カメラ、バリウム、とフルコースでした。
痛みは収まってきてるとはいえ、まだまだ歩いたりできなかったので車椅子など補助をしてもらって動きました。
検査が終わると、水は摂取可能になりました。
食事は翌日から始まる事も聞いて、安堵の息を吐きました。とりあえず順調そう。
また、この日に飲む薬を処方されて、飲み出すことになりました。
胃や食道の粘膜を保護する薬。
これかな?
アルロイドG内用液。
まずいです(´・ω・`)
夜、尿意で看護師さんを呼んだら、
「歩いて行ってみましょう」
と言われたので、付き添ってもらって歩くことに。
支えはありましたけど、なんとか歩けるようになってちょっと感動したまま、この日はご就寝。
長くなりそうなので、記事分けますね。
今回はこの辺で。
につづく、、、、