恐らく国内で一番認知度が高いと思われる日本最大級音楽イベント、フジロックフェスティバル。
http://www.fujirockfestival.com/
日本のロック・フェスティバルの先駆けであり、広大な会場に国内外200組以上のミュージシャンが揃う日本最大規模の野外音楽イベントです。
最初のフジロックは山梨県の富士天神山スキー場で開催されましたが、その後も新潟県湯沢の苗場スキー場に会場を移して、世界中の音楽家を招聘し開催され続けております。
フェスとか詳しい人なら説明不要だとは思うんだけど、会場全体にいくつものステージやキャンプスペース、飲食のエリアなどがひしめき、期間中には10万人を超えるファンが夢のような時間を味わうわけです。
そんな、バンドマンの夢舞台の一つでもあるフジロックですが、例のごとく今年も大開催なわけでございまして、国内外から素晴らしいアーティストがアインナップに名を連ねています。
で、実は今年は知人のアーティストが結構出るんですよ。
元レベッカ、RED WARRIORSのギタリストである、木暮”shake”武彦さん。
heartleafを僕がソロで動かしてた時にご一緒する機会があり、縁を持たせていただいております。
ネイチャー且つ王道のロックを鳴らし続けるすごい人。
28日のGypsy Avalonに登場です。
日本屈指のトロンボーン奏者の増井朗人さんが中心となって結成されたcodex barbès。
4月に伊那市のライブハウスでご一緒させていただいた時、彼らのライブを観終わったあとに増井さんに思わず「苗場が見えました!」って言ったんですけど、「出れればいいけどねー」なんて増井さんは仰ってたけどホントに出演することが決まってしまいましたすげえ。
— ヒグチアイ (@HiguchiAi) June 2, 2017
6月11日の企画に出演してくれるヒグチアイちゃんも初のフジロック出演だそうで、僕が勝手に盛り上がってます。
https://heartleafkk.com/?p=3209
僕も出たい
というわけで、知ってるアーティストが今までも何組も出演してきてたけど、今年は特に感慨深いものがありまして、、、。
いや、実は僕がフジロック行ったのめちゃくちゃ前で、そのあとも嫌な思い出があったりして全然行く気がしなかったのも事実で、今年も行かないんだけどね。
でも、子供も生まれたし、嫁も「一度はフジロック行ってみたい」って最近言ってて、でもどうせ行くなら出演できればいいなあ、と。
というわけで、
heartleafでフジロックに出演できるかやってみます。
うん、そんなに簡単じゃないことなんて百も承知ですし、自分たちの立ち位置も理解してます。
でも、100パーセント無理ってことは全然ないと思うので。
やっぱ日本で音楽をやってるバンドマンの端くれとしては、売れるとか売れないとか置いておいても、フジロックのステージは永遠の憧れなんですよ。
僕的には武道館で演奏するよりももっと夢。
昔はそういう夢も持ってたけど、歳を重ねるたびに薄れてしまった夢ですが、この歳になって「やっぱ目指してみようかな」という気持ちになりました。
思うだけだと叶わないので、実際動いてみます。
手段を考える
①オーディションで勝つ
http://www.fujirockfestival.com/news/?id=3318
フジロックには毎年「ROOKIE A GO-GO」という、簡単に言うとオーディションで出演権をゲットするというガチンコシステムがあるんですね。
どんなアンダーグラウンドな活動をしているアーティストにもチャンスが与えられています。
ここで結果を出せば晴れて夢のフジ出演です。
毎年1000~1500組の中から何組か選ばれる感じです。
狭き門ですが、頑張ります。
今年はもう募集がとっくに終わってるので来年からトライしてみようと思います。
②普通に有名になる
普通に有名になるって日本語がちょっとおかしいですが、オーディションじゃなくて普通にオファーを貰えるくらいのアーティストになる方法です。
まあ、これこそ雲を掴むようなことかもしれませんが、これは自身の活動においてもいつも胸の中には置いていることだし、自分の活動のブランディングやマネージメント全てを駆使して結果につなげるタスクなので、heartleafを続ける上では必然的なテーゼとして念頭にあるので、特に難しく考えることもなく続けていきます。
ただ音楽やってるだけでもダメなので、いろんな話題の作り方とか、地道なライブ活動とか、ネットをうまく使ってエンゲージメントを得るとか、他にもたくさんの伏線を走らせながらやっていきたい所存。
フジロック出演を目指すことで生まれる音楽家やバンドマンとしてのメリット
最後に、フジロック出演を目指すことで生まれる音楽的なメリットについて考えが出てきたので書いておきます。
- 必然的に良い音楽を作るようになる
- ライブのクオリティも日々成長する
- 曲がたくさんできる
- 活動のブランディングを考える
必然的に良い音楽を作るようになる
まず、オーディションが楽曲の試聴でも行われるということで、必然的に良い音楽を作ることを心がけるようになります。
評価される事は、なかなかに勇気の伴う事ですが、第三者からの評価は自分を高めるために一番分かり安い方法だと考えてます。
まずは選考で審査員の心を鷲掴みに出来るような素晴らしい楽曲を生むことが大事。
ライブのクオリティも上がる
もしですよ、もし仮に出演が決まっても、ろくなライブできなきゃ話になりません。
そうなると、どうしたってライブの細かな一つ一つのステージングとかもしっかりト考えて活動していかないといけないです。
また、自分の音楽活動をする上で、ライブという表現が本当に大切だとしたら、考えるまでもなく最高のステージを目指すはず。自己満足なら別だけど。
heartleafはライブもとても大事な発信方法の一つだと考えているので、どうしたって良いライブを心がけることにしてます。
曲がたくさんできます
オーディションの審査は2016年の場合だと3曲だそうです。
オーディションに落ち続けたとして、同じ曲でのエントリーは恐らく通用しないと考えると、毎年3曲は特に気合が入った曲が作られます。
10年落ちると30曲。その頃にはもうフルアルバム3枚分くらいストックできます。
オーディションに落ちたとしても、それだけの楽曲があれば最早財産ですよ。
それらをどうするかは自分次第だけど、アルバムにしてバンドの資産にしたり、ロイヤリティフリーのサイトで販売したり、今は色んな活用ができます。
音楽活動のブランディングができる
まあ、それらを総括して言えるのが、何かを目指すことで生まれる副産物が結局自分の音楽活動のブランディングやバンド力を上げることに直結するということ。
結果だけが全てなのではなくて、なにか分かりやすい目標や指標を持って音楽活動をすれば、絶対に得られるものがあるはずです。少なくとも僕はそう信じて何十年も音楽を続けてる。
数多のバンドやアーティストがいる中で、そのひと握りになる為に、一体何ができるか?何をすればいいか?そういうことを考えるのも、バンド活動の一環ですよねきっと。
出演できるかやってみます
雲を掴むような話だとしても、愚かな試みだとは全く思わないし、むしろ出演できなかったとしても結果的に自分たちの音楽人生を豊かにすることができる気がするので、heartleafでフジロックに出演できるかやってみます。
何をするにもそうだけど、最初から無理だと決めて始めなければきっと無理だし、やり出さなきゃ何も始まらないので。
もう僕は37歳です。若くないです。
子供もいるし、今の状況で夫婦で音楽を続けるのもなかなか難しくて色々葛藤しながらやってます。
所見は厳しいでしょう。
でも、ほんと売れる売れない関係なく、夢を叶えたいと単純に思うんです。
その努力をしたいだけ。
何年かかっても、必ず出演します。
応援してくださいませm(_ _)m