音楽とITでのんびり生きる田舎のおじさんのブログ

制作活動の【有償と無償】の事について、どうやったら生き残れるか考えてみた

 

 

 

 

影山(@heartleafkk)です。

 

 

ひろ★ろんさん(@sxm_inc_hiro)がこの前こんな記事を書いていらっしゃいましたね。

 

http://hiroronsxm.net/2017/01/14/post-1682/

 

 

こういう話題は結構気になる方いらっしゃるのではないでしょうか??

 

かくいう僕も、ここ最近は有償で制作とか編集作業を請けたりしています。

 

僕はそこまで自分の活動のマネタイズについては悩んだりはしませんでしたが、最初のうちは時間単価で考えたり、依頼のシステム作りとか、めちゃくちゃ調べたりしてました。

 

良い機会なので、有償と無償のことについて考えるとともに、どうやったら制作活動で生き残っていけるのかを考えてみました。

 

 

 

100人いれば100通りの需要と供給がある

group_people

 

まず、ミックスやマスタリングのことについてです。

 

僕は、誰しもが【最高】っていうミックスもマスタリングも無いと思ってます。

というのは、結局その人の趣味とかでも左右されちゃったりもする部分もあると思うし、正直品質ってこだわる人もいればあんまりこだわらないクライアントもいるから。

 

でもその辺は、クライアントがクリエイターにどのくらいのものを望むかでも変わってきますよね。

 

分かりやすく言えば、世間的にも認められるものをクリエイターが提供するということよりも、クライアントが一番望むものを提供できさえすれば問題は無いんです。

 

 

クリエイターとしては、クライアントが満足できるものを提供できれば、そこには価値が必然的に生まれ、有償だろうが無償だろうがクライアント側は選択できる。

 

無償だったらこのくらいのレベルでいいとか、今回はガチだから投資したいとか、そういうのはクライアントが決めるので、クリエイターにはどうしようもないことです。

 

汎用性よりも、個としてのニーズにさえ対応できれば有償であっていいと思う。

 

ただ、例えばクリエイターも

「他の人に喜んでもらえるなら無償でもいい」

っていう人だっていると思うし、そこら辺はクリエイターが選べるところでもあります。

 

そうなってくると、制作の対価ってお金だけの話じゃなくなってくるよね。

 

 

 

 

プロとの差を考える

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例えばミックスとマスタリングに関して言うと、やっぱりそれ専門でやってるプロには普通に考えて品質的な面で勝てる可能性は純粋に低いと思う。

 

アマとプロの編集作業って、カップラーメンと老舗のラーメン屋さんのラーメンみたいな差が絶対あると思うから。

 

でも、ユーザーはどの「ラーメン」でも選べる訳です。

 

それなりのものを食べたければ老舗のラーメン屋さんに行くし、時にはカップラーメンの味が恋しくなることもあるかもしれない。

 

制作や編集だって同じように、時と場合によってユーザーが選べばいい話だと思うんですね。別に無理矢理やってる訳じゃないだろうしさ。

 

結局この部分もクライアントが何を食べたいかによって、どのクリエイターに頼むかが左右される部分。

 

 

 

 

0と1の差を埋める

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恐らく、受注案件とかって、上でしか回ってないんですね。

 

下からポッと出てきたクリエイターが、プロを差し置いて仕事を依頼されるなんてことはなかなか無いはず。

だって、大手の人たちはずっと同じプロやその界隈の人の方が付き合いも長いし、実績だって十二分にあるから。

 

 

そう考えると、1と100の差はそんなに大きくないけど、0と1の差って相当デカいと思う。

 

1つでも案件をこなせば「リピート」というタスクが生まれる。

 

「前回もよくやってくれたし、今回もあの人に頼もう」

的な。

で、その実績があると、

「あのクリエイター良かったから、君のところも彼に紹介するよ」

みたいに広がる可能性だってめっちゃあると思う。

 

その01にするパイプを、どうやって構築していくかがすごく大事だなって、最近特に思ってます。

 

販路を作るために例えばソーシャルワークとかもあるけど、いかんせんデフレ化が進んでるので、制作費用の叩き合いみたいになってるのもあるからね、両手放しで薦められない現状ではありますが、、、。

 

 

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プロに勝つためにはどうするか?

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じゃあ、真っ向から戦っても勝てないならどうするか?

 

そしたら、そのステージ以外でも勝てる部分を付加価値として備えればいいのではないか?と思うんです。

 

僕のことを例にして言えば、

 

  • 僕のブログで宣伝できる
  • アーティスト活動からの周知の可能性もある

 

価値として大きそうなのはその二点でしょうか。

そのへんはクライアント様の望む形で現在は無償で対応してます。

 

分かりやすく言うと、仮にBGMの制作で10000円の仕事をもらった場合、

 

「BGM制作」 + 「ブログでの宣伝」 + 「音楽活動をする上での宣伝効果」 

= 10000円

 

てな形です。

自分の活動を少しでも広めたいユーザーや、新しいマーケットへのアプローチを考えるユーザーにとっては、1つのお願いに対してデフォルトで発生してくる伏線での宣伝効果は有益なものです。

 

そう考えると、僕にしか出来ない「仕事」が出てくる。

 

 

まあ、クリエイティブなこと以外でも、これからどんどん多様化してくると思うけど、付加価値を増やすってことは、かなりどのシーンでも重要視されくるんじゃないかなぁ、、、。

ていうかそういう付加価値を付けることを進んでやっていかないとブルーオーシャンにはたどり着けないと思う。

 

 

クライアントのニーズを満たすものは単にクオリティやお金だけが対価ではない。

僕はそう考えています。

 

 

 

 

まとめ

 

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お金の話は結構デリケートな部分ではありますよね。

 

今は色んなマーケタイズのプラットフォームがあるし、それこそ依頼費用の低下は顕著だと思う。

投資出来るかどうか?という問題は、クリエイターからクライアントには直接的に触れられない部分だし、「もっと投資してほしい」なんて望んでてもしょうがない気もする。

だってそういう時代だからね。

 

 

でも、自分の価値を色んな方法で底上げして、独自性で勝てるグラウンドを拡げていけば必ずそこに投資をしてくれる人も出てくると信じてます。

 

現に僕が今体感してる。

現在進行形で音楽活動をしていることから生まれた仕事もあるし、ブログを更新し続けることで生まれた仕事もある。

パラレルキャリアの体現。なんて僕は言ってますけど、個々での価値は結局自分次第なんじゃないかと思ってます。

 

 

世界に変化を望むんじゃなくて、自分が時代の変化になる。

そんな意識を常に持っていられれば、自ずと道は切り開かれていくと考えます。

 

 

それでは。

 

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