影山(@heartleafkk)です。
先日、今の活動を始めて1年間が経って思ってることを書きましたが、色々と振り返るなかで2017年更に前進するために戦い方を考えてみようということになりまして。
音楽でのマネタイズとブログや執筆活動なとでのマネタイズ、両方の進歩を図る上で、現時点で考えている事は以下の3つ。
- 制作や執筆活動の時間の確保
- web活動の拡張
- オリジナルコンテンツの強化
順に追って考えてみます。
結構長いんですけれど、願わくば読まれる方の何かきっかけになればと。
活動時間の確保
時間を生む
クリエイティブな活動において最も重要だと考えるのは、活動時間の確保です。
今年初頭に息子が生まれ、それまでとは明らかに時間の制約が増えました。勿論我が子も可愛いし、僕は家族と過ごす時間が何よりも大切なので、全然苦ではないんですが。
それでも、限られた時間の中で何をするかということも大事なんだけど、如何にしてその【限られた時間】というものを捻出するのか?というメソッドが重要だと考えます。
偏っていく
1秒でも多く活動時間をスキームする為に、生活の面でもバランスを取りすぎないようにしてみます。
星川さん(@Soh_RundabanSP)がこの間記事にしてましたけど、例えば無駄だと思う飲み会には行かない、即ち【自分にとって幸せではない時間を遮断すること】や、生産性を上げるために、必要以上のインプットも極力避けようと思います。
http://www.shellbys.com/entry/nomikai-wa-ikanai
最後のオリジナルコンテンツの強化の話にも繋がってくる話なんだけど、あんまりにも外界や社会性に順応しようとすると、自分にとって不必要なコンテンツまで背負う可能性があったり、オリジナリティを出す上で所謂【汎用性】は、時として弊害に成りうると考えるわけです。
特にアーティスト活動においての制作の時とかは完全に外界を遮断して暫く生きたりしてるので、僕にとってはそんなに難しいことじゃない。
まあ、全部が全部排除してしまうと僕だけではなく家族にもリスキーな部分が出てくるのも否めないので、相応には社会性も考えますけれど。過度のバランス取りはしないつもり。
全ては時間を作り出す為です。無駄は全部ぶった切るつもりで行きます。
web活動の拡張
間口を拡げる
今の活動に不可欠になっているのがwebでの活動です。
今は自身のブログサイトだけを運営しているわけですが、来年中にはアーティスト活動のサイト、レーベルのサイト、フリーBGMのサイト、ファミコン関係のサイトを作ろうと模索中です。
それぞれ独立型にするのか複合にするのかまだ悩み中なんですが、よりシナジーが望める形で運営していきたい。
サイト運営を上手くマネタイズすることで、できる限り自由所得を増やし、結果として制作などにかける時間を生み出せればいいかな、と。
特化型サイトの構築
この前、こおろぎさん(@Kohrogi34)がこんなツイートをしてました。
https://twitter.com/Kohrogi34/status/809765867323932672?lang=ja
実はこれ、僕もちょっと前から考えてたんだけど、今は配信できるプラットホームも沢山あるし、クリエイターも次から次へと出てきてる。
結果として、消費者に自分の音楽を届けるまでに相当な弊害が出てきます。このままいけば多分完全に飽和する。
ましてや、それ専門でやってる人達をやっつけないといけないので、よっぽど数が打てない限り生産性はかなり低くなる。
そう考えると、逆に何か強みになりそうなコンテンツに注力し、自分からブルーオーシャンを探しに出たほうがポテンシャルあると思う。
例えば、僕で言えば不得意なジャンルのBGMとかはもう切り捨てて、得意な分野のBGMで勝負するとかさ。
根本的なことだけど、やっぱり好きで作ってる人に、浅はかな知識で対抗しても勝てるわけないですし。
これも終章のオリジナルコンテンツの話に通じることなんですけどね、ライバルがウヨウヨしてるような戦場で戦うよりも、勝てそうな場所を自分で作り出してそこで上位を狙った方がマネタイズにも直結しそうだし将来性もある。
この前、もっぴーさうんど様が「オーディオストックおばけ」って言われてるって書いたけど、オーディオストックにはもっと曲出してる人他にいるんですよね、1000曲以上とか。
普通に考えて勝ち目薄いし、なにより他人の畑でのマネタイズだからね、例えば何かあってサイト閉鎖とかになったときに狼狽しないようにも考えておかないといけない。
場所を選ばない仕事と所得を増やす
web活動の大きなメリットは、場所を選ばずに作業出来ること、そして例えば運営するサイトを放置してもマネタイズが出来れば不労所得を増やすことが出来ます。
その為に自分のキャパの範囲内での間口を拡げて、何処にいても働ける環境を作ろうと思います。
それがある程度確立してくれば更に作業時間を捻出できるし、音楽制作の時間も増やせる。
結果にすぐに結びつけることは難しいかもしれない、そこまで頭いいわけじゃないのでね。
ブログとかも、始めてすぐにそれで食えるようになるバケモノみたいな人もいるけど、1年間やってみて僕は凡才なのだと認識できた(笑)
なので、結果を出すには地道な努力しかないと思ってます。
オリジナルコンテンツの強化
自分にしか成し得ないコンテンツを作る
過去記事でも何度も書いてるけど、最終的にはここしかないかな?と考えてます。
僕の場合はクリエイティブな活動に加え、嫁と活動しているアーティスト活動もある。
全てを調和させるのはちょっと厳しいところもあるし、そこら辺は分別して活動していくつもりだけど、それぞれに相乗効果が生まれることをこの1年間で体感できたし、うまくリンクさせていけば更に自分の活動を「レアカード化」出来ると思います。
クリエイターも音楽家もバンドマンも、それだけやってるプロと戦ってもやっぱり勝ち目は薄い。
ていうか、それだけやってた方が絶対に良いと思うんですよ、本当なら。
けれど、今の僕にはそれは出来ないし、僕はパラレルキャリアを実践していくつもりなので、何か1本でいくつもりはないのが前提。
自分に出来る範囲で、他者には真似できない付加価値をつけていけば、必ずニーズは出てくると思うし、自分からマーケットを作っていくような活動をしないと結局オリジナルコンテンツは成立しない。
仕事は与えられるものではなく、自分から作り出すもの。その方向でいいと思ってる。
勝てるグラウンドを作ることは、自分のブランディングにも直結してるわけです。
パラレルキャリアの強みを最大限に使う
パラレルキャリアのメリットには、浅く広く攻めることで様々な相乗効果が生成されることもあるんです。
1つの道だけを行くマイスターにはなれないけれど、色んな所に顔を出すことで、活動の周知には確実に繋がる。
ブログも最近はほぼ毎日更新になり、アクセス数も確実に上がってます。それだけで広告効果があるのでアーティスト活動の事を布教してみたり、BGM配信をしてることを宣伝したり、とにかく色んなものを絡ませながらマネタイズをしています。
実際に仕事に繋がった例があるんですが、
「BGMを作ります」
だけだと弱いので、
「僕に依頼すれば、月間30000アクセスのブログで作品を紹介します」
的な事を付け加えたら、依頼が貰えたんです。
そうなると、ブログ活動も確実に武器ですからね。
2017年は、主軸となる活動を基により強固なパラレルキャリア生成を目指してみようと思います。
まとめ
この活動での最初の1年間で色んな景色が見えました。
いつまでも初心者ヅラしてても先へは進めないので、2017年はもっと貪欲に戦っていこうと思います。
嫁も復帰して、アーティスト活動の時間が増えると同時に、子育てもしっかりやっていかないといけない。
予想だにしないこともあると思うけど、いつでもミニマムな範囲で完結できる活動をスキームしていきたいと思います。
長くなってしまいましたが、総じて分かりやすく言うと、
パラレルキャリア実践のブログを書く、やたら騒がしい育児中の現役バンドマンDTMer父ちゃんとして日本一を目指してみます。
要約したつもりたけどやたらウザいなwww
とりあえず口にしてしまったのでね、やるだけやってみますね。
それでは。