ちょっと前に、嫁と活動している音楽ユニットである「heartleaf」の活動休止の発表をしました。
活休に際しては、バンドのほうのエントリを読んでもらえば分かってもらえるかな、と思ってましたが、想像以上に多方面から心配の声が相次ぎまして、特に色々隠しているわけでもないので補足としてこっちの個人ブログで記しておきます。
解散とかじゃないです
多いのが、「やめちゃうんですか?」という質問ですが、簡潔に申しますと解散とかやめたりとかじゃないです。
ブログにも書きましたが、バンドは「解散」という直接的な言葉じゃなくて「活動休止」という名の事実上解散のグループも割と多いので、恐らくはそういう野を想像してくださったと思います。
僕たちは、とりあえず一回立ち止まって、今までのことを振り返って、これからどうしていくかを考えて、もっと自分たちの音楽と向き合える時間を作り出して、改めて歩いて行きたいと考えています。
それは、音楽性だったりとか、夢である息子との活動だったりとか、そういうのもあるし、夫婦の音楽ユニットだけど、もっと違う可能性を追究したいというのもあります。
うん、音楽外のコンテンツとかもおもしろそうだな、とか。
heartleafを始めた頃は僕一人でやっていましたが、そこに嫁が加入して、さらには子供も生まれて、本当にめまぐるしく活動内容が変わってきました。
都度、色々とベストな活動を模索しながらやってきましたが、ライブや制作に入るとどうしても音楽のことだけ考えているわけにもいかなくて、時には夫婦喧嘩に発展することもあったり、周りの皆さんに協力してもらったりしながら活動をして来ました。
いつのまにか、「やりたくてやってる」はずなのに、「やらなければいけない」ことが多くなってる気がして、それって本来求めていた結果なのかと自問するようになりました。
夫婦ユニットというだけで割と珍しがられることは多いですが、当然それだけじゃダメで、クオリティやオリジナリティの維持とか、ちゃんと未来のために結果にこだわるのとか、とにかく惰性で進むような活動はしたくないのです。
ただ続けることは誰でも出来ます。
heartleafは、それじゃいけないのです。
代替の利かない存在としてやっていきたいからです。
次にいつ活動しだすかはほぼ考えてないですが、全然前向きな休止だと思っているので、必ずまた戻ることは確かです。
家庭の事情とか
不仲を心配されたりとか、あとまた新しい命を授かったりとか、そういうこともよく言われますが、両方違います。
まあ、音楽のことでもそうじゃないところでも人並みにぶつかることもありますが、基本的には仲良くしてますw
仲良いですが、二人目懐妊で、、、とかでもないです。
今はぼんやりとだけど、息子がもしドラム叩いてくれれば親子バンドとしてどういう活動すれば良いかな?とか、曲調とか変えていこうかな?とか、そんな程度です。
もともと子供が生まれたときに親子でバンド組むのはひとつの夢だったし、そのバンドも普通のロックバンドとか言うよりも、シガーロスとかモグワイとかそういうバンドやりたくて、その準備をこれからしていったほうがいいかな?とかも考えています。
もともとheartleafは、ギターのインストとかアンビエントとかエレクトロニカからはじめて、嫁の加入で一気にフォークとか歌ものに移行したんです。
一人の頃。
嫁加入後。
変遷を重ねる中で、いったい何がそのときのベストなのかはいつも考えていて、でもその結果どういうジャンルに属するのかも全く分からなくなってしまった。
でももともと僕は陰のあるような曲とか世界観とかが好きで、ノイズとかシューゲイズっぽいのも好きだし、退廃的で美しい音楽が好きだった。
なので、息子とやることになったら、そういう夢をひとつずつ叶えたいな、と思っています。
活休中にやること
活休に挑戦したいことはもう割と具体的です。
一番は、活動を再開したときにもっとheartleafのことに時間とお金をかけられる環境を整えること。
去年音楽で起業したものの、まだまだ収入も不安定だし、日々試行錯誤です。
そういうのも自分の中の余裕を奪っているのは明白なので、来年はお金に魂を売るつもりで色々挑戦します。
音楽の仕事もそうだけど、不労所得や資産を形成して自分自身でベーシックインカムを作ること。
その結果、音楽の時間に没入できる時間と投資を生む事。
これはまあ、僕のトライアルですが、ゆくゆくはheartleafのことに繋がるものにしたい。
あとは、heartleafでずっと嫁と活動してきたけど、ここでもう一度ソロで活動をしたり、世の中の違ったアーティストやクリエイターと何かを作ってみたいというのもあります。
それは今まで構築した自分のリミッターを解除したいのとか、相乗効果を狙ったりとか、そういうことです。
堀江さんの多動力じゃ無いけど、性格上マルチタスクでやってきたけど、ここで今一度色々精査して、大事なものだけを残してあとは全て切り捨てるつもりでちょっと動いてみます。
最終的なところには、やっぱり音楽に繋がってて、もっともっと音楽に触れられる時間をとにかく増やしたい。
そのためのステップだと思うし、そのことだけ考えたいと思います。
最後に
ライブやライブハウスで繋がる皆様はじめ、こうやっていろいろをオープンに活動した結果、普通に音楽活動してるだけでは出会わなかった方やプロジェクトに関われるようになったのは、本当に嬉しく思っています。
本当にありがとうございます。
ライブハウスのみならず、いろんなイベントに出演したり、雑誌の取材を受けたり、保育園でのライブを頼まれたり、本当に色んな景色を見られました。
いつも支えてくださる方がいてくれるから、今の選択が出来るのだと思っています。
愛してくださったり、期待してくださるからこそ、ぼくたちはちゃんと音楽で還元して行きたいです。
現状に甘えること無く、もっと実直に音楽に浸っていきたい、今はただそれだけです。
活休まであと4公演です。
東京、静岡公演あります。
リリースも控えています、通販可能ですのでDMでもなんでもください。
【活休前の最後のリリース!!】
【買ってください頼む!!】10月21日の雨音日和より、シングル「ねこのうた」をリリースします!!
初回限定スペシャルエディションで、CDのジャケットはなんとめちゃかわトートバッグ仕様!トートの中にCDと初回限定プレゼント封入!!!
1500円税込!通販も〇!! pic.twitter.com/bncj2AchQW— 影山健二@チリチリざむらい (@heartleafkk) September 21, 2018
是非ライブにご来場くださいませ。
【一ヵ月前の詳細解禁!!】
2018年10月21日(sun)
雨ことばカフェ(長野県伊那市御園630-1)
前売¥3000(1DRINK付)
開場 17:30 開演 18:00heartleaf music activity pre.
雨音日和 vol.6
~僕らの想い、よい音楽~出演
岩瀬敬吾
ぽていと
heartleaf pic.twitter.com/i3XJNOQWEw— 影山健二@チリチリざむらい (@heartleafkk) September 21, 2018