制作料金、所謂ギャラやフィーですが、僕のように新規参入した土臭いクリエイターは起業した今でもプライシング(価格設定)に悩んだりします。
そういう人は割と多そうだと思ったので、僕のスペック基準で大体の制作料金を算出してみました。
時給を決めてみる
適正な指標が良く分からない場合は時給換算してみてもいいです。
僕の住む長野県の田舎で割と大きめな工場系中小企業の給料は、僕の年齢くらいでおそらく500万円前後だと思われます(友達数名から聞いたところ)。
内訳的には、
こんな感じかな。
色んな会社有るので上下はすると思うけど、田舎でこれくらい貰ってれば豊かな暮らしできると思います。
とりあえずこのくらいを稼ぐとして、その会社が土日祝休みで年間120日休業すると仮定する。
480万円を240日で割ります。
日当的には2万円稼いでることになる。
一日8時間労働だとすると、時給換算で2500円です。
僕の兄貴が電気工事で独立してるんだけど、
「この辺の職人の日当は大体2万円位が相場」
と聞いた事があったので、大体の指標は合致することになります。
この年齢と居住区で一般的なサラリーマンくらいの生活をするとしたら時給2500円位は意識して稼いでいかないといけないことになります。
長野県に居ると「バイトで時給1000円は高い!」となるわけですが、指標の半額以下だと考えるとやっぱりコスパ悪いことは明瞭です。
住む場所や年齢でも生活コストは変わるし、家族や家を持つとそれはさらに激変します。
最終的に制作単価を時間で考えるのも微妙といえば微妙ですが、それぞれの暮らしと幸せを考慮してまずは指標となる時給を算出してみたら小さな目標が決まるかもしれません。
制作のスピードを上げたり作業効率を上げたりすればそのまま単価は上がるだろうし、制作だけじゃない付加価値やアクションも必要になるけど、そこから先は自分で決めていくしかない。
自分の価値は自分で上げていくしかない。
という話でした。
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