伊那市を中心に開催されている 「ROPE PARTY」 というイベントがあります。
僕が飼育されている伊那市の「雨ことばカフェ」の店長を含む数人の有志がオーガナイザーを務めるこのイベントなんですが、3年で10回開催という目標を掲げ、開催する毎に見事なまでに集客を増やし、イベント内容をパワーアップさせています。
heartleafとしても、パーティ中のライヴ枠で二度ほど出演させていただき、とても有意義な時間を提供していただきました。
その取り組みやアクティビティの奥深さなど、イベントオーガナイザーとしてとても参考になったので、個人的見解のもとこのイベントを紐解いてみたいと思います。
何かイベントを企画したり運営したりしたい方々にも参考になれば嬉しいです。
ROPE PARTY
ライヴ出演以外にもBGMやDJとしてもちょいちょい関わらせていただいてるわけで、その分多角的にイベント価値を体感させていただいてます。 そんな僕の個人的主観。あくまでも。
様々な業種の来客と関係者が交流するため、新しい繋がりを持てる
イベントは毎回様々な業種の来客をはじめ、コンテンツを担うアーティストや作家、クリエイターの皆様が多く来場されます。
「人と人とを繋げる交流イベント」と銘打つだけあり、「繋がる」事が凄い勢いで達成されます。
毎回多くのお客様や関係者の皆様が名刺交換してるのを目撃しますまじで。名刺乱舞です(`・ω・´)
多業種が出逢う事で生まれる新しい文化やビジネスモデル、それ即ち「イノベーション」ですよ。
事実、ROPEのオーガナイザーでもある「alpenglow works」の二人には、heartleafの音源のクレジットやMV制作などでもとてもお世話になっています。
このイベントに呼ばれなければalpengrow worksとも出会わなかった訳で、お陰さまで色々生み出させていただいてます。
いつもありがとうございます(´・ω・`)
こちらがalpengrow worksに出会って最初に作っていただいたムービー。
いやー、盛られてますな。
今はMV制作もしてもらってます。 近日公開予定。
何か目に見えるものに直結しなくても、色んな価値観や考え方に触れることで自然に感化される事も多々あるだろうし、 色んな点を包括しても新しい文化を生み出していることは間違いないと思います。
綿密な広告方法で集客を伸ばす
どんなイベントも集客しないと意味が無いですよね。
意味が無いってのは少しオーバーかもしれませんが、当然運営の経費などもかかるわけで、一定数の来客があってこそ成立するもんだと思ってます。
ROPEはその点、色んな方法で広告を行い、回を重ねる毎に来場者数を増やしています。
SNSなどは勿論ですが、フライヤーもデザイナーが毎回手掛け、完成品を足を使って撒くというサイクルが徹底されてます。
この「足を使って撒く」っていうのがネックでね。
最近のバンドとかもそうだし、今や世界的にそうなのかもしれないけど、
SNSなどで告知して終わり。
って人達沢山いるんですね。
ライブハウスの前でフライヤーを手配りするバンドマンとか一昔前はめちゃくちゃ多かったですが、最近はあんまり見かけなくなりました。
「紙」っていう媒体自体、今や減りつつある世の中ですが、フライヤーも時間や手間をかけて作り、なるべく人の手に取られるサイクルを形成する、っていうのも大事なんじゃないかなってアナログなおじさんは思うわけですよ。
紙って、分かりやすいしね。
関係者だけの交流会を開催して、フライヤーを持ち帰ってもらい、各々設置や配布をしてもらう。っていうのも、うまいことやるなあ、と感心しました先日の話。
関わる全員を媒体としてイベントが広告されていく。 素晴らしいシステムだと思います。
テーマやドレスコードでイベントを装飾する
イベントでは毎回、イベントテーマとドレスコードが設定されます。
毎回変わるテーマというのがいいですよね、それならリピーターを飽きさせることが減るだろうし、テーマに沿ったコンテンツが設けられることにより新しい業種の人と交流が持てる。
これは色んなマテリアルを内包した素敵なシステムだと思います。
僕も個人的に開催するイベントでもテーマを決めて企画していますが、とても勉強になってます。
ドレスコードって正直田舎だとあんまり浸透してない感じですが「何着ていこうかな?」と来場者に考えさせることで、イベントに寄せる気持ちもより高くなるのではないでしょうか?
こちらも面白いコンテンツです。 セレブレティ有るし。
値段以上の価値を提供する
このパーティーのチケットは基本5000円です。
参加した人達全員からリスニングしないと何とも言えないわけですが、個人的には地元でも名うての飲食店が集められ、食べ飲み放題で、色んな人との繋がりができる。 それだけでも充分元取れそうです。
僕的にライヴやイベントって似てると思うんですけど、結局自分次第なところあると思うんですよね。
確かに「これでこの値段かよ!」みたいなライヴやイベントもありますけど、例えば
「これは良くないから、そうならないようにしよう」
とか
「あそこは良かったから見習おう」
とか、そう思えるなら価値って付いてきますよね。
結構なポジティブシンキングですけど、全ての事象に価値を持たせるように僕は生きています。だから無駄なんて無い。
そう思えたら毎日どんな小さな事も幸せですよきっと。
だいぶ脱線したな。
ROPE PARTYはその点、払った以上のお釣りが来ます、自分のこれからに投資できる人にとっては。
まとめ
地域活性化を掲げるイベントって結構沢山あるんですけど、結局何が地域活性になるのかよくわからないイベントも沢山存在しますし、自己満足のほうが多そう。
地域活性化を掲げてるかは知りませんが、ROPEは確実に文化を残してますね、きっと。
目に見える一時的なものではなくマルチな可能性が無限に包括されていると思います。
あと僕が一番最初にいいな、って思ったのは期間と回数を決めてイベントを開催してる事でした。
人は目標や夢を持つ時に、あまりに大きく漠然としたテーマを掲げてしまうと一番始めの踏み出し方が分からなくなってしまいます。
大きな目標や夢を持つのは勿論大切ですが、そこから短いスパンで目標を立て区切っていくと、手前にやるべき事がきっと見えてきます。
そして、遂行していくうちに色んな景色を見て成長し、その積み重ねが大きな目標に近づく一番有益な方法だと考えています。
「何か面白いことないかなー」
なんて言いながらパチンコ行く時間とお金があるなら、一度こういうイベントに参加してみてはどうでしょうか?
何かを変えたいなら自分から行動するべきだし、何かを始めたいなら自分から首突っ込むしかない。
結局全部自分次第ですよね。
というわけで、次回のROPE PARTYは第8回目ということで、 僕のリリースパーティでも招聘したネモとタッグを組んで大々的に開催するそうです。
期日は2016年4月17日の日曜日。
我が雨ことばカフェにて。
まだチケット予約受付してるみたいなんで、興味のある方々お早めに問い合わせてみてください。
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あ、まだ更新してないくさいですね(`・ω・´)
今回はこのへんで。