音楽とITでのんびり生きる田舎のおじさんのブログ

田舎に移住する際に注意するべき4つのポイント

 

 

 

最近では都会から地方の田舎に移住して働くリモートワーカーやクリエイターなどが増えています。

イケハヤことイケダハヤトさんなんかもそうですね。

 

僕はもともと田舎育ちなので、暫く都会に出てましたが結局Uターンして今は長野県伊那市の里山に古民家を買って暮らしています。

 

https://heartleafkk.com/?p=2555

 

もちろん田舎に住んで活動するメリットもとても多いのですが、逆にデメリットともいえる部分も割と多くて、そしてそういう情報はあんまり世の中に出てないんです。

そういうデメリットは実際に住んでみないと分からない部分も多いので、今回は田舎にIターンやUターンなどを考えている皆様にとって、僕個人が直面した注意するべきポイントを大きく4つほどに分けてご紹介しようと思います。

 

 

車などの移動費のコスト

都会と違って田舎は基本的な移動は自家用車です。

もちろん車が無くても暮らしてはいける時代でもありますが、日常生活には必須ともいえるのが自家用車です。

ガソリンなどの燃料のほかにも、維持費として税金や車検など、所持しているだけでかかってくる税金もあります。

僕の家の場合、1500ccの普通車と770ccの軽自動車の二台で、税金は一年間で40000円くらい、車検は二年間に一度ですが、二台でおよそ20万円前後。

また、車に乗る場合任意とはいえ保険にも入らないといけません。

うちの場合だと僕と嫁二人で年間84000円くらい。

ね、結構払わないといけない。

住む場所にもよりますが、移動費の事は最初にじっくり考えたほうが無難です。

 

区費や部落費など自治体への支払い

僕の住む場所では、市民税などのほか、各自治体に加入することが任意で求められます。

まあ、任意なので断ってしまうことも可能と言えば可能ですが、今後のことも考えると加入しないわけにはいきません。

また、地区の自治体への加入のほかにもさらに細分化した部落の自治体にも加入をしています。

どちらかだけ加入というのは基本的に無理なので、どっちも加入するかどっちも加入しないかという選択肢しかありません。

 

で、僕が今の家に引っ越した際に区と部落への加入を求められた際に提示された金額はなんと10万円!!これは最初にどうしてもかかってしまう金額だそうです。

引越しで散財してしまった僕には「はいそうですか」と支払える財力も無く、一年間貯金して支払いました。

プラス、年間にかかってくる定期的な集金は合せて50000円くらい。

たまに地区の神社の修繕費だとか慰労会のお金だとか合せると多分年間6万円くらい支払ってます。

ね、結構ヘビーなんです(´・ω・`)

 

場所によってはもっとお金がかかる地域もあるそうで、近所の知人から聞いた話だと

「近くの村に引っ越そうとしたんだけど、夏祭りの花火代として一家につき30万円を請求されたから引越しをやめた」

ということもあるみたい、、、。

 

 

 

近所付き合いのこと

都会には都会の価値観やコミュニティ形成があるように、田舎ならではの価値観やコミュニティってやっぱりあるんですよ。

 

例えば僕の住んでる周りは農家さんが多くて、取れすぎた野菜をくれたり、子供用の布団をくれたり、とにかく助け合いの精神がすごいです。

近隣の家は基本玄関に鍵とかかけてないし、なんていうか地域全体が家族的な雰囲気なんです。

田舎の価値観とか全然知らずに移住すると多分まずそういうところにびっくりすることが多いと思うんです。

もしかしたらそういうところに抵抗感を持つ方も少なくないんじゃないかな。

 

 

人当たりとかってやっぱり大事だなって毎日思いますし、多分逆にそのへんを雑に扱えば地域のコミュニティを楽しむ機会は減ります。

年間通して行事も色々とあるし、参加しないと出不足金を支払わなければいけないようなイベントもあったりします。

 

田舎に住むのが一時的なものだったりするならまだしも、そこで一生暮らすとなれば、ご近所様との関わり合いは絶対に無視できないです。

鉄のようなメンタルなら暮らしていけるとは思うけど、やっぱり和やかで穏やかな生活を送れた方が家族のためにもいいですよね。

 

 

子育ての事

もし移住先で子育てを考えるなら、そのことも無視できないタスクです。

 

都会に比べたら田舎は学校も少ないので、必然的に遠方から登校することも当然のようにあります。

そうなると、例えば送迎を出さなきゃいけなかったり、自転車を購入することになったりすることもあれば、街灯の少ない山道を登下校することになるのでリスクも色々と増えます。

僕の住む近辺は熊とかも出るので、地域で交代で見回りをしたりしながら警戒をしています。

 

そして、市町村によって子供への補助金や教育体制も全然違います。

 

移住するとき、いかんせん自分のやりたいことを優先しがちになりますが、先のことを見据えてよりベストな選択をしなければいけません。

 

 

 

 

まとめ

 

移住する前に調べて分かることもあれば、実際住んでみないと分からないことも多いです。

自分の理想と現実のギャップに心くじかれて、田舎を去ってくIターンの方も少なくありません。

 

行く人、受け入れる人、お互いに考えないといけないことはまだまだ課題として残るわけですが、最終的には「気持ち」が一番大事なのかな、というのが田舎の里山に2年間住んでみて感じている実感です。

 

まあ、個人的にはメリットデメリットを両方考えたうえで、やっぱり田舎に住んで良かったと思っています。

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都会に比べたら生活コストは安いものの、なんだかんだで田舎でもお金は大事です。

 

Iターン支援やベーシックインカム、補助制度等は各市町村でもオペレーションをしていますので、積極的に調べておいた方が無難です。

 

 

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