影山(@heartleafkk)です。
いろんなところに書いてますが、去年の年末位に今住んでる古民家を購入して住みだしてから約一年が経ちました。
子供が生まれる事もあったんだけど、もともと嫁と「古民家を買って自分たちでリノベしながら音楽をやっていきたい」と話していたので、ほぼ希望通りの立地で新築買う値段の3~4分の1位で我が家をゲット。
いろんな事がありましたが、この一年を振りかえってみると大きな問題もなくほぼ理想通りの音楽活動が出来ているので、今のところは引越しは正解だったと思っています。
そんな、田舎の里山の古民家で音楽をやってみて感じてる大きなメリットをいくつかご紹介しようと思います。
バンド活動の練習について
嫁と二人で活動している「heartleaf」ですが、もともとドラムセクションも居ないので、基本的には嫁の鍵盤と僕のギターをミキサーに挿してラインで全部出して練習しています。
モニタースピーカーやマイクスタンド、マイクやミキサーなど、その他の機材は小規模のライブができる位の環境を整えておりますので、自宅で練習が可能となっています。
自宅での練習や音出しをする上で一番ネックになってくる【近隣への騒音問題】ですが、結構な音量で音を出していますけど今のところ全く苦情は来ていません。
我が家の両隣には民家があるものの、建家自体が結構離れているために音が届いてない様子。
それでも吸音の為に使わない布団とか消音材なんかも置いて音を出しているのも効果があるのでしょう。
ちなみに、この動画はうちのスタジオで録りました。
自宅で練習ができることのメリットとしては、
- スタジオ代がかからない
- 時間を気にせず練習可能
- 搬出搬入の手間がない
- 思い立った時に練習可能
- スタジオに移動する時間も無い
ほぼメリットしかないです。
たまに、メンバーで一軒家を借りてスタジオ化して活動するバンドもいますね。
最近解散しちゃったけど、北海道の【Galileo Galilei(ガリレオガリレイ)】なんかは、本当に理想的なバンド活動をしていました。
僕の家は日本の真ん中の長野県なので、ツアーも方々に出やすいため、彼らのような活動をするにはもってこいの場所だと思う、割とマジで。
僕の場合は夫婦で活動してるのでその点は有利かもしれないけど、本気でバンドやりたいならメンバーで古民家とかを借りて音楽活動をするという手も十分アリなんじゃないかと思います。
今はインターネットという活動媒体もあるし、地方にいるデメリットってのもそんなに無いので、そういう活動も一つのバンドモデルとして確立するのではないかと考えます。
DTMなどの制作活動について
前項のバンド活動も難なく音が出せる環境となっているため、当然ながらDTMなどの制作活動にとっても非常に有利になっています。
都会暮らし、特に賃貸などの場合は、恐らくモニタースピーカーで大きな音を出すことってなかなかできないと思います。
この家に引っ越す前は暫くアパートで一人暮らしだったため、当然ながらモニターからの音は殆ど出してなかったけど、今は何も気にすることなくモニター出来ています。
その他、生楽器のサンプリングやボーカルの録音などに至っても、当然の如く騒音を気にせずに行えています、なんというメリットであろうか、、、。
ちなみに、僕の部屋として与えられた8畳+押入れとクローゼットの一部屋を完全に音楽部屋に改良中でして、近くDIYでクローゼットを防音室に改装予定です。
その話はまた記事にしようと思っています。
持ち家なので、リノベし放題というところも非常にありがたいですね。
古い日本家屋ということで、今の建築みたいにガッツリ断熱じゃないので、冬は冷え込みによる機材への影響が若干気になるところですが、今のところは大丈夫そうです。
余裕が出来てきたら断熱とかも自分でやっていく予定です。
まとめ
というわけで、一言で要約すると
クソ最高。
としか言い様がないです。
デメリットは殆どない。
これは体感してるので確実に言えます。
本気で長い事音楽やっていくなら、田舎で古民家を借りたり買ったりして活動していくのを激的におすすめします。
まあ、ご近所付き合いとか、夏の草むしりとか、地方は地方で手間もかかる事あるんだけどね、色々総括してもメリットの方が大きいです。
バンドマンブロガーの星川さんも、そういうサテライトな音楽活動をしていきたいと仰っていましたので、彼のこれからもとても楽しみですね。
こういう考え方、この先もっと増えてくるんじゃないかな?
僕みたいに家の購入した分を音楽で稼ぐっていう試みも楽しいですよ。
結構勇気いりますけど(笑)
それでは。
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