音楽とITでのんびり生きる田舎のおじさんのブログ

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バンドやってる人は時々目にする事多いのではないでしょうか、【ディストロ】

一昔前にはいろんなところで聞かれた【ディストロ】ですが、音楽メディアのパラダイムシフトの洗礼をモロ受け、最近ではめっきり【ディストロ】というワードを見る機会が減ったのも事実です。

ですが、今も熱い想いのもとディストリビューションを続ける有志達も確かに存在するし、かくいう僕もheartleafの音源を各地のディストリビューターを通じて販売させていただいております。

 

そんな【ディストロ】について、自分なりに本気出して考えてみました。

 

 

そもそもディストロとは?

 

 


 

ディストリビューション【distribution】

1  分配。配送。流通。

 複数のソフトウエアをひとまとめにしたもの。特に、Linuxディストリビューションのこと。→ディストリビューター


 

 

ディストロっていうのは、「ディストリビューション」の短縮した言葉です。

もともとコンピュータ関係の言葉っぽい感じですが、
音楽でいうところのディストリビューションというのは「流通」のことを指すのが適当かな。

CDやLPをはじめとする音楽メディアなどは、【流通】というシステムを通じて全国のレコード屋さんやCDショップに運ばれ、販売されています。

いわゆる、「生産者」がいて、「問屋」がいて、「販売者」がいる、という社会のシステムですが、基本的には音楽業界でもそういう流れで消費者のもとに音楽が届くわけですね(´・ω・`)

 

最近はもっぱら、音楽はデータでやり取りされりことが増えてしまい、結果としてCDなどの音楽メディアのムーブメントが想像を絶するスピードで衰退し、ご存知の通り街からCDショップやレコード屋さんが消えてきました。

買うにしたって、大手ネットストアとかで買っちゃう人が大多数だよね、早いし便利だし。

「問屋」と「販売者」が同居しちゃってるサービスですからね、小規模の中間業者が太刀打ちできるわけないですよ。

 

僕が小学生のころ、ちょうどCDが普及しだした時代で、それまでのメディアマーケットに革命を起こしたわけですが、ここ30年で驚異的なシフトチェンジを余儀なくされてしまいました。

諸行無常です、まさに(´・_・`)

 

 

そんな中でも、【ディストロ】というシステムを個人ないし小規模の精鋭で組織し、この時代でも世界に良質の音楽を届けるディストリビューターがいます。

 

 

ディストロには【想い】がある

 

 

これはあくまで個人的な見解ですけどね、ディストロをやってるバンドマンや組織には一貫して『音楽に対する揺るぎない想い』があると思ってます。

其れ即ち、です(`・ω・´)

 

一般的なCD屋さんとかって、基本的には【売れる音楽】を置きます。
そりゃ商売ですし、あんまり動かないアイテム置いてもビジネスにはなりませんもの。

 

でも、バンド関係者がやってる【ディストロ】は売れる売れないかは置いといて、アンダーグラウンドだけど好きなバンドの音源とか、世界に拡散して欲しい音源とか、いわゆる『コア』なものを販売してるところが多いです。

だから、勿論自分の気に入ったものを直接仕入たりするし、ポップやライナーノーツの一つ一つも自分で考えた文章を用意して販売したり、その活動の隅々まで、音楽に対する愛と自分の感性を信じる心、それらを世に出そうという熱い想いを感じるわけです。

 

そうじゃない人もいるかもしれないけど、きっと売上いかんが大事なんじゃないんですよね。

 

【愛】

なんですよ(`・ω・´)

 

 

heartleafがお世話になってるディストロも、ほんとに愛しかない方々しかおりませんマジで。

 

オーナーが元Midnight Paradeの高橋さんであり、新潟で活動するディストロ、

TEN-TWENTY DISTRO(テン・トゥエンティー ディストロ)

も、その一つなのですが、ライブ会場などでの販売はもちろんのこと、無料ファンジンなども発行したり、世界に向けてネット販売もしているため、当ディストロには世界中にファンがいたりします。

お陰様で我々の音源も海を渡りました、
泣ける(´;ω;`)

https://twitter.com/ryanmurakami/status/644736344703393793

 

一緒に渡米したのが『the north end』ってとこがまた泣けるよね。

 

1020DISTROを通じてheartleafの音源を買ってくださった方が、去年のツアー中に磐田FMSTAGEに来てくれたりもしたし、その磐田で対バンした『uterus』っていうバンドのボーカル、竹内さんが新しく立ち上げたディストロ、

【2nd story】

でも、我々の音源が扱われる事になったり、もうとにかく繋がり方が半端なかったです号泣(´;ω;`)

 

 

 

この時代だからこそ

 

 

世界的に見ても、CDってもう時代遅れなのかもしれないし、データ通信の方が正直便利な事沢山あります。

でも、僕がディストロで音源を取り扱ってもらって痛感したこと、それは、

愛を以てすれば、世界はまだまだ広がる

ということです。

 

僕たちみたいなバンドマンは、TVによく出てくる音楽やってる人に比べたら芥子粒のような存在だし、たった1枚CDが売れることでももれなく幸せ感じます。

だからこそ、音源の1枚1枚が大事だし、リスナーに届く方法にも愛を乗せて渡って欲しいと純粋に思います。

 

『気になった人に聴いてもらう事』を前提として、こちらから間口を拡げることも大事だという判断から僕らの音源もいろんな流通かけてるけど、個人的にはやっぱライブ会場で会話をしながら音源を手渡しすることが何より尊かったり、自分で直接手渡せないなら、敬愛するディストリビューターにその想いを託したいと思うわけです。

 

愛だの想いだの、ゴリラがむさくるしい事ばかり言ってて申し訳ないですが、そのくらい、ディストロっていうアクティビティを尊敬して止みません。

 

 

今は子育てでツアーも出られませんが、これからも愛のあるディストロと繋がっていきたいと心から思うし、微力だけどそんな愛しいディストリビューターを応援し続けるためにも、止まることなく活動し続けていきたいと思っています。

 

ていうか、そういう想いが無いなら音楽なんていつでもやめます。

 

音楽ってそういうもんだと思うので。

 

 

 

最後まで暑苦しくてすみません。

 

 

ゴリラでした(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

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