この前面白い取り組みを発見しました。
パートナー企業「合同会社paramita」が仕掛ける「Next Commons Lab」。
なにこれ最高じゃん。
要は、岩手県遠野市って場所で起業を前提とした生活を始める人にベーシックインカムを支払うってこと。
最長で3年間、毎月14万円程度のベーシックインカムを支給する他、年間30万円までの補助金を出すそうな。
カフェの立ち上げから限界集落での存続プランナーまで、パートナーとともになかなかやりがいのありそうな事業確立を目標にしてます。
キリンとコラボしてクラフトビールを作る取り組みもあるみたいですね、楽しそう(´・ω・`)
田舎から世界をマーケットにすること
この数年、Iターンなどで自然豊かな田舎に移り住み、ITや在宅ビジネスで世界をシェアにマーケタイズしていく働き方が増えてます。
それこそ、限界集落だったり、人口の少ない離島などにサテライトオフィスを建設したりってのも最近じゃ珍しくない話になりました。
正直インターネットあればそれは可能だし、「どこにいても働ける」っていうのはかなりの強みかな、と思います。
かくいう僕も、そういうマネタイズを目指して活動しているわけですが、明日何が起こるか分からないような昨今、「職場」を選ばない働き方を習得することは、少なからず未来へのリスクヘッジにもなるかな、と考えています。
最初の取り組みは小規模だとしても、外貨を得るという意味では、「田舎から世界をマーケットにする」ために、少しずつですが視野を広くしていかなければいけません。
大切なのは「資金」よりも「原動力」
いや、これは読んで字の如くなんだけど、莫大な税金使って交付金配ったり箱物作ったりするんだけど、結局長続きもせず、経済的な効果があったのかなかったのか分かんなくなるくらいなら、よっぽど原動力に投資するべきなんじゃないかなー、と(´・ω・`)
ベーシックインカムも賛否両論だそうですけど、僕は全然素敵な取り組みだと思いますけどね。
地方は地方でこういう取り組みを加速化すればいいんじゃないかな。足りてないのは金や箱じゃなくて起業家みたいな原動力だと思うんで。
いくら装飾した高級車だってエンジン積まなきゃ走らないでしょ(`・ω・´)
地域活性を念頭には置かない
あくまで個人的な話ですけど、僕は地域を盛り上げようとか、活性化させたいっていう考え方は全然無くて。
いや、結果としてそうなれば素敵だな、とは思うし、全然無いってわけじゃないですが(´・ω・`)
でもまず大事なのは、
自分のやるべきことをしっかりやることに注力して、「個」としての完成を目指すこと
だと思ってるんです。
先のベーシックインカムのことに併せて言えば、必ずしも起業家はその土地を活性化させるために集まるわけじゃ無いじゃないですか。
起業にリンクした面白いシステムを使ってビジネスモデルの確立を目指す。最初の指標はきっとそこだと思います。
ただ、街を巻き込んだその取り組みが、結果として地域の活性や原動力になる。
企画側がそういうスキームを考えてるかは分かんないけど、前者の取り組みが間違いなくしっかり行われれば、結果としてそういう確実に副産物が産み落とされるわけです。
これは音楽活動を続けながら感じたことからだったんだけど、地元に留まっていかに地元を盛り上げるってことよりも、自分が圧倒的に頑張って外へ外へと動き続けてれば、自然と軌跡に続く人が現れたり、知らないうちに全国に友達が出来て、結果地元のハコや音楽家達に微力ながらも何かを渡せたりってことを体感できたので。
それらは人生のいろんな場面でも言えるのかなあ、と。
もちろん、地元を盛り上げたいっていう気持ちやそれを実行する人もすごいと思うし、素敵だなって思うわけですが、僕は僕らしいやり方として、今は粛々と自己の力を高めることに尽力していきたいなと思います。
地方創生って、なんだか硬っ苦しくてムズムズしちゃうんですが、起業とリンクして考えると強ち難しく考えることもないかな、なんて今回記事書きながら思っちゃいました。
これからも日々精進ですね(´・ω・`)
それでは。