影山(@heartleafkk)です。
Amazonパイセンからまたすごいものがリリースされた模様。
Dash Buttonとは?
ボタンを「ぽちっ」。お気に入りの商品が少なくなったと気づいたら、ボタンを押すだけで商品をお届けします。Wi-Fiに接続し、iPhoneやAndroidスマートフォンのAmazonショッピングアプリからお気に入りの商品を設定するだけ。あとは必要な時にDash Buttonを押すだけで注文ができます。新しい買い物スタイルをご体験ください。
すごくないですかこれ。
自分がリピートで購入したいものが、真ん中に入るいろんな手間をすべて省略された上で手元に届きますね。
これはすごいよ、マジで。
重複注文防止システム搭載、セットアップも簡単、しかもこのボタンは最初の注文時に購入代金の500円が値引きされるとのこと。
なので実質無料。
プライム会員限定だそうですけど、現時点で注文すると本日中に配送されるとの表示。
どこまですごいんだamazonパイセン、、、。
未来型発想
消費者が「欲しい」と思った瞬間に注文させる事ができるってのは、販売者からしたらすごい事です。
実際に手に入れるまでの中間ファクターが排除されればされるほど購買確率は上がるし、このボタンはリピーターに対して強い関係性を提示してきてる。完全顧客化です。
他の購買物に対してすごく排他的な販路形成だと思うし、何よりも「欲しいと思ったものを買いに行く」という手間が著しく減るのは、消費者側からしてもデメリットなんて殆どないからね。
今はダッシュボタンに対応してるものは限られてるみたいだけど、これからどんどん参入企業が増えるんじゃないかな。
音楽でも言えることだけど、例えばとあるバンドの曲を「聴きたい」と思った瞬間に何かしらの方法ですぐそのバンドの音楽を引っ張り出せるような流れって、リスナーにとってもアーティストによってもすごく有益だったりするんだよね。
「聴きたい」って思っても、その瞬間に聴けないと、生活してるといろんなものの中に「その曲を聴きたい」っていう感情が埋もれていってしまう可能性は必然的に高くなるから。
今はストリーミングとかダウンロードとか、ちょっといじればすぐに聴けてしまうようなシステムがあるけど、Dash Buttonは更にファンに対して直感的にサービスを提供できちゃうんですし。
発想、行動、提供、この3つの距離をいかに縮められるかってのは、発信者としての最大の課題ですよね。
音楽家だって然りです。
http://amzn.to/2gWXkBs