音楽とITでのんびり生きる田舎のおじさんのブログ

俺が2ヵ月で8キロ痩せた方法を教えてやるよ ~私はTAIJIになりたい~

 

 

ダイエットにそこまで興味がなかった僕だが、今年から始めたX(初期)のコピバンのライブが来年頭に決まり、正直焦っている。

 

https://heartleafkk.com/?p=3924

 

コピバンで俺はベースを担当している。

理由はTAIJIを愛しているからだ。

 

 

俺が普段弾くのはギターだが、Xのコピバンをやるならベース以外のパートならやるつもりはない。

HEATHじゃダメなんだ、俺はTAIJIを愛している。

 

 

だからベースもTAIJIのモデルを買った。念願の夢が叶った瞬間だった。

 

 

特にデビュー前位から脱退する1992年位までのTAIJIが好きだ。

男の俺でさえ惚れ惚れしてしまう美しさに加え、ベースの技術も作曲のセンスも半端ない。

 

そしてなにより彼は細い。

 

 

ライブが決まるまでは全く考えなかったが、決まったとたん「ダイエット」という名の大きな扉が俺の前に立ちふさがった。

 

痩せないといかん。

 

そんなことを考えたのが二か月前ほど、当時は170センチ、77キロくらい有った。

ていうかそんなに太ってしまったのか、ロースハムかよ。

 

 

コピバンでライブする際は、コスチュームや服装もなるべく当時の再現をする予定だが、いかんせん今の体格のままだとただのサイケなデブがステージ上でぶるぶる震えるだけの惨状と化してしまうだろう。

 

そんなことでは天国の彼への敬意はまったく届かないだろうし、もしかしたら根強いファンたちに見つかって袋叩きになってしまうかもしれない。

 

 

確かに今まで何度かダイエットに取り組んだことはある。

ただ、過度の肥満ではなかったし、大体目標とする体重になる前に飽きが来てやめた。

 

今思うと、明確な目標が定まっていなかったのもそうだし、なにより危機感が無かったのだ。

 

 

 

だが今回は違う。

ライブともなれば確実に観客の前でのパフォーマンスになる。

 

今まで通りの甘いダイエットじゃ多分成功しない。

 

 

 

そこで俺は考えた。

 

「ベースのコピーをするなら、当時のTAIJIの精神性もコピーしてやろう」

 

と。

 

 

 

わたしはTAIJIになりたい

 

TAIJIを愛する俺にとっては簡単なことだった。

 

日常の生活の中、ことあるごとに当時のTAIJIなら何を考えるのかを考えた。

 

今までは一日三食食べるのが当たり前だったが、当時のTAIJIならご飯に対して何を考えるのかを想像した。

 

「飯とかメンドクセーから水でいいや」

 

多分こうだ。 (注・完全に妄想です)

 

 

TAIJIになりきり、そう考えながら水を飲むと不思議と食べなくても平気だった。

 

 

僕の中でのTAIJIはやたら不摂生で、食事に対しても一切興味がなく、音楽の事だけを考え、酒と女にだらしがない、いわゆる昔のロックバンドマンのような不良で硬派な男だ。(注・完全に妄想です)

 

「腹減ったらなんか食うわ」

「メシなんてどうでもいいから酒とたばこくれよ」

「健康第一とかうるせーよ」

「どいつもこいつもめんどくせえ」

「湯豆腐の お湯だけください 湯豆腐も」

 

 

こんなセリフを常日頃吐いていたはずだ。

 

 

そんなこんなで俺の日常生活にTAIJIが入り込んできたら、食事に対する既成概念がことごとく瓦解したのは言うまでもない。

 

ごはんも「腹が減ったら食う」くらいのスタンスになり、何かに熱中していると一日なにも食べない日も出てきた。

 

食に無頓着。

 

世間一般の意見からしたら完全に良くない方向に進んでいるだろうが、そんなことは知ったこっちゃない。

 

俺はただただTAIJIをコピーしたい。

 

 

そんな生活を続けていたら、口調までTAIJIっぽくなってきてしまった。

呼称も「僕」から「俺」に代わり、どんどん世間に興味が無くなり、甘いこと言ってる奴らに心底嫌気がさしてきた。

 

俺を動かすのはまさにサディスティックデザイアだ、気が付けば暗い部屋で息を殺して彷徨っている。

 

 

これでよかったのかどうかは知らない。

だがおかげで二ヵ月で8キロ痩せた。

 

以前、定期的で適度なファスティングは逆に健康に良いと聞いたことがある。

今は思考が半分TAIJIなのでどうでもいい気もするが、結果的に今の自分の体が健康になってきてるならそれは結果オーライというやつだ。

 

だがまだまだTAIJIに遠く及ばない。

最近ちょっと甘えが出てきてる、TAIJIより自分が勝ってしまってきた。

 

 

そんな時はベースを弾く。

TAIJIの写真を見る。

そんなことを繰り返している。

 

 

ただ一点、どうしてもTAIJIになりきれないことがある。

 

家族のことだ。

 

 

最近息子が一段とまじでかわいい。

いつもそばにいたい。

完全に親バカだ。

 

 

当時のTAIJIならどう思うか。

おそらく、子供をまず認知しない。(注・完全に妄想です)

特定の女も抱えない。(注・完全に妄想です)

 

 

だがそれだけは俺にはできない。

どうしたって子供まじ大事。

まじ嫁愛してる。

 

 

先日もリハの予約を入れる際、俺の予定が合わずに延期してしまったとき、

「すみません、その日結婚記念日なんで練習無理です」

こんな軟派な理由をグループラインで言い放ってしまった。

ただの良いパパじゃねーか。

 

まったくTAIJIっぽくないロックじゃない。

 

だがすまんTAIJI、どうしたって家族大事なんや。

 

 

 

 

まあともかく、こんなやり方でダイエットはうまくいっている。

我ながらあっぱれなダイエット方法を生み出してしまった気がして、涙で明日が見えない。

 

 

 

 

何度もダイエットで失敗してるお前らに教えてやる。

 

目標になる奴を決めて、完全にそいつになりきれ。

それだけでいい。

 

目標とする奴が普段何を考えているか考えろ。

お前らが目標とするやつらは多分、有名人やモデルや、体系のいい奴ばかりだと思う。

 

そいつらはお前の何倍も体のことに気を使ってる。

プロだからな。

 

いつもの自分は捨てろ。甘えるな。プロ意識を持て。

どんな時も、目標となる奴に近づくため、なりきるため、何をしたらそいつを完コピできるか考えろ。

心のVoiceless Screamingを聴け!!

 

 

影山TAIJI、a.k.a.  KAIJI  からは以上だ。

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