バンドやってるとき、他人と何かプロジェクトをやるとき、家族や嫁といるとき、クライアントのいる仕事をするとき、いつも考えることがあって、それは
「君がいてくれてよかった」
と感じてもらえるような生き方とか活動を心がけること。
ケースバイケースだけど、
「お前とメンバーでいられてよかった」
「君といられて心強い」
「あなたに頼んでよかった」
「君がそばにいてくれて嬉しい」
「貴方と出会えてよかった」
「父ちゃんが僕の父ちゃんでよかった」
言われようはそれぞれだけど、根幹は同じ。
大事だと思ってる僕の基本的思考は、まず自分のやるべきを全うすることであり、全て他人のためというテーゼは後から付いては来るんだけど、
「自分にしかできないこと」
「代替が利かないこと」
っていうのを突き詰めていくと、結果として個の価値は高まるし、ニーズも生まれる。
相手のことも自分のことも同価値で、そこのバランスが崩れると逆に色々がうまくいかなくなる。
「君がいてくれてよかった」と言われたい
って書くと、すごく安っぽいんだけど、相互関係として「自分にしかできないことをする」ってのが裏側にある。
お金の大小とか、損得勘定だとか、そういうものだけが自分というコンテンツの対価ではないし、音楽のみならずどのシーンでも「君がいてくれてよかった」と言ってもらえるように。
すごく単純だけど、結構難しい。
でもすごく大事なことだと思っている。