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というわけで、2016年の4月に食道アカラシアに対するPOEM手術を受けたわけですが、その後二ヶ月後の検診を受けた時に言われていたように「定期的な胃カメラ診断」を受けるため、先日また東京都江東豊洲病院へと行ってまいりました。
アカラシア関連の記事でも何度か書きましたが、アカラシア羅患者は食道ガンになるリスクも比較的高いそうで、個人的にはこの一年ごとの胃カメラはなるべく遂行していきたいと考えています。
もちろん、地元の病院とかでも胃カメラなどの検査は受けられるわけですが、いかんせんアカラシアやPOEMに関する認知度が全国的にまだまだ低いこともあり、僕の場合は大事をとってPOEMを受けた豊洲病院まで赴いたわけです。
最近の経過
おそらく逆流性食道炎の影響であろう胸焼けや胸痛はあるものの、以前のような倒れるくらいの痛みは今のところありません。
ちょっと前に久しぶりにめちゃくちゃ痛んだ時があったんだけど、あれはなんだったのか原因不明。一度きりでしたし。
食事は特に問題なく取れております。
パンなどの乾燥した食べ物は詰まることもありますが、飲み物と一緒に食べることやゆっくり咀嚼して飲み込むことを心がけているのでほど気になりません。
時間がないときなどに掻き込むように食べると詰まったりしますが、そこらへんはアカラシアじゃない人でもそうなるので特段アカラシアの症状だと認識することではありません。
てなわけで、そのへんも踏まえて診断していただきました。
POEM後一年経った僕の体は、、、
検査は胃カメラのみ行われました。
経過によってはバリウムもやるかも!ってことでしたが、胃カメラの所見がそんなに悪くなかったのかな?と思います。
胃カメラが終わって暫く待合で待ったあと、診察室で担当医の方とお話をしました。
「影山さんの場合、POEM術の経過は非常に良好です。が、逆流性食道炎が結構強く出てますね」
てことでした。
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「poem手術によって、食道から胃の通り道(噴門)が拡がります。食べ物や飲み物の通りは良くなりますが、それと同時に胃から食道に胃酸が逆流する【逆流性食道炎】になってしまうリスクがあります」
このブログでも何度か書いてますが、POEMを受けるとどうしても副産物として逆流性食道炎に羅患するケースが多く、ご多分に洩れず僕も逆流性食道炎になりましたが、僕の場合程度で言うと悪い方の部類に入ってるそうです。
痛みもどうやらそのせいじゃないかということで、、、。
そんなわけで、とりあえず胃薬を処方されました。
こちらですね、胃薬の代名詞「タケキャブ」です。
で、その後先生から言われたことは以下に要約します。
- まず、POEMに関しては経過は良好なので現時点では問題はない。
- 今後経過によっては食べ物の詰まりや胸痛が出てくる場合もある(近接部位などでアカラシアが発生する可能性がある)。
- そうなった場合は二回目のPOEMを受ける場合がある。
- 逆流性食道炎は薬で治療。
というわけで、とりあえずは逆流性食道炎を抑えつつ、POEMの経過を見ることに。
アカラシアや逆流性食道炎の人は食道ガンなどのリスクも上がるそうなので、胃カメラなどの定期的な検診を一年ごとやるのがベターということでしたが、よっぽど悪変しなければ地元の病院などで検査をしても大丈夫なようです。
地方の人間としてはありがたいですね。
まとめ
とりあえずPOEMの経過は良好で良かったです。
逆流性食道炎のほうはとりあえず薬を飲み続けて様子を見てみます。
食事や規則正しい生活もなるべく留意していきたいと思います。
長かったアカラシアとの戦いも、とりあえずここらで落ち着きましたね。
しかしながら、世の中にはまだまだアカラシアで苦しむ方々もいらっしゃるようですので、今後も定期的に有益な情報や経過などを報告できればと思っております。
それでは(´・ω・`)