先日、中学生からの夢だったXのコピバンでの初ライブを終えた。
25年越しの夢の実現ということもあり、一言で筆舌しがたいなんとも恍惚とした余韻からまだ覚められずにいるが、とりあえず初ライブを終えるまで駆け抜けてみて思ったことを残しておく。
https://heartleafkk.com/?p=3924
プレイ以外でやることが多すぎる
BPMも早かったりする上、テクニカルな部分も多々あるのでコピーするのも一苦労と言われる。
うんまあでも、そこは練習すれば全然問題ない。むしろそれは出来なきゃダメな部分なので。
問題は衣装やメイクなど、ライブをやるにあたってやることが非常に多い部分だ。
もちろんライブをやらないなら別にその辺は関係無いんだけど、ステージに立つことが決まった以上無視できる問題ではない。
メンバーの中にビジュアル系のバンドをやってるギタリストKEDE(from TO DESTINATION)がいるものの、他メンバーは衣装も化粧も全く必要としないバンド活動をしてきたので、その部分がネックになるのは目に見えていた。
案の定、衣装は各自奔走しつつ、時には無駄な買い物を重ね、ようやく手に入れたものの、それを今度は自分でリメイクしたりととにかく大変だった。
昔なんてネットで買い物なんて文化が無かったので、今よりももっと苦労しただろうと考えるだけで全ビジュアル系のバンドマンに敬礼したくなった。
もちろん化粧だってやったことも無いので、今回は付っきりの協力者の方々に最後までお世話になりつつなんとかライブできた。
だが、次からは自分達である程度できるようにならないといけないだろう。
もうそこは完全に未開拓ゾーンだ。先が思いやられる。
個人的にはダイエットも余儀なくされ(一度は落ちたものの、怠慢でまた増えてしまった)、兎にも角にも音楽以外の部分での苦労が絶えないことを痛感した。
https://heartleafkk.com/?p=4702
重複するが、今はビジュアル系のバンドマン全てを尊敬する。
やってみなければ分からなかったことだ。
中学生の頃に頓挫してしまった、Xのコピバンでライブする夢を25年の時を超えて実現することが出来た。念ずれば、です。ありがとう。次はワンマンで。 pic.twitter.com/t9JiDnoTi5
— 影山健二@チリチリざむらい (@heartleafkk) January 13, 2019
お客さんの熱量が半端ない
これはなんとなく予想をしていたけど、自分の想像を軽く超えるくらいお客さんの熱量が半端なかった。
コスプレをしてくる方、差し入れをくださる方、ライブ中も一緒にヘドバンしてくれる方、まあとにかく熱い。ただただ熱い。
でも、前々から思ってたけどビジュアル系のバンドって基本的にお客さんにすごく優しいよね。だからきっとお客さんも熱狂的になれるのだろう。
その辺の部分は、そうじゃないバンドにも見習うところは多いなあー、と痛感した。
第三者目線で見て、ちゃんとエンタメのことを考えたパフォーマンスやクオリティを磨いていくからこそ、心酔してくれるお客さんが付いていくんだろうな。
なにより、あんなに熱狂的なお客さんが沢山いる前で演奏出来ることが単純に幸せだ。
それを裏切らないためにももっと精進しないといけない。
https://twitter.com/0129Mee666/status/1084071106242170880
X INAやべぇ!!
めっちゃカッコ良かった!!YOSHIKIのコスプレしてる人がいた!! pic.twitter.com/1y6irwNMIg
— RYU@2/9上田Radius (@todestination_R) January 12, 2019
https://twitter.com/KA_KO_SHI/status/1084110164620242945
これからのこと
せっかくここまできてるし、今まで出してきた動きのおかげで方々から割と期待されている雰囲気をひしひしと感じている。
とりあえず最初のライブが終わるまで頑張ろう。と1年間活動してきたわけだけど、言わずともメンバーも各々楽しみながらできている様だし、やるなら日本一のXのコピバンと言われるくらいにはなりたいな、というのが本音だ。
ただ音楽的に突き詰めてやっていくだけでもダメだと思ってるし、楽しみつつ全方位的に色々チャレンジしていけたらいいな、と思っている。
たかがコピバン、されどコピバン。
これからがとても楽しみ。
とりあえず僕は全盛期のTAIJIのになりたいのであと15キロ痩せます。