先日、オーディオストックを使っているクリエイターの皆様向けのアンケートを実施しました。
オーディオストックで素材販売しているクリエイターの皆様。
効果音やBGM関係なく、直近半年の平均で一ヶ月の売り上げはぶっちゃけいくらくらいですか??@audiostock_jp— 影山健二@チリチリざむらい (@heartleafkk) January 22, 2019
150名ほどのアンケート結果です。
一目瞭然ですが、毎月1000円未満の方は60%、10000円に満たないクリエイターの数に至っては全体の87%でした。厳しい数字です。
ちなみに僕は毎月5000円前後を推移している感じです。
そのまま直下で月10000以上稼ぐ方にもアンケート実施。
10000円以上の売り上げの方、登録素材数はどのくらいですか?
— 影山健二@チリチリざむらい (@heartleafkk) January 22, 2019
結構驚いたんだけど、70%の方は素材数は100未満だそうです。
答えてくださってるのが23名なので総数にすると変動はあると思うけど、僕が現時点で100素材くらいなのでそれで月10000円は到達しちゃってるということです。
https://heartleafkk.com/?p=4670
今僕がトライしている「数を出す」作戦ですが、勿論素材が売れる可能性は高くなるけど比例して売り上げが伸びるか?というと、実はそうでもないのかもしれません。
ざっくり考察してみます。
考察
今回のアンケート結果から考察すると、まず分かりやすいのが「売れる素材と売れない素材」の差が大きく、コモディティ化が起きているであろうということ。
2019年一月の時点で、全体の素材数は約12万点にも及ぶ中で、売れる素材と売れない素材の格差が拡がっているわけです。
画一化した市場から脱却するのには、どうやって他との差別化を図るか?という部分が大事で、まあ簡単にその答えが出るわけではないんだけど、一般的な小売店舗でも「売れ筋」ってのはあるわけで、その「売れ筋」に乗ることが出来れば必然的に売り上げは伸びる。
購入層の視点で考えると、購入に至る経緯は2パターンあると思ってて、
一つは
「目星のクリエイターの作品を買いたい」
っていうのと、
「ただ単純に検索上位に来た良さげなものを買う」
っていう、二つ目の視点。
目星のクリエイターになるためには、「何かのジャンルで特化してそのジャンルでマインドシェアを取る」とか、単純に「クリエイターとしての認知度を上げる」とか、声の大きさとか数にも関わってくる部分も大事なのかなー、という感じかな。
ただ個人的にはそっちよりも検索上位になる方が大事だと思ってて、購入者がオーディオストック内のサーチエンジンから求めるジャンルの検索をかけた時に上位に表示された方が絶対に有利。
ブログで言うSEOです。
それらはどうやって選ばれているかは分からないんだけど、可能性としては良く売れているものだったり品質の高いものだったり、もしかしたら内部の方がちゃんと聴いて売りたいものをプッシュしているのかもしれない。
これは、もし自分がお店を開いたとして、商品を陳列するときには当然売りたいものもしくは良く動くものを目につきやすいところに置くだろうし、POPも力を入れるだろうという見地から。
まとめ
今回のアンケートから、少ない素材数でも売れるものは売れる。という結果を知ることが出来ましたが、それをどうやったら実現できるかはこれからも個々で考えていった方がいいかもしれません。
個人的には数を出すのは、売り上げを上げるための理由があるし、テーゼとしては間違っていないとは思うのでこのまま1000素材チャレンジはやってみるつもりです。
並行して、個人レベルでも販促の方法を考えたり、誰かの目星のクリエイターになれるようにトライ&エラーをしていこうと考えています。
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