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オーディオストックに1000素材アップする自分企画を一ヶ月ほど前から始めまして、ボチボチと素材数を増やしております。
まだ申請してないものも含めると、一ヶ月弱で70素材くらい作りました。
このペースだと2019年末に1000素材は間に合いません(笑)
というわけで、スピードがなかなか上がらないのも色々と試行錯誤したり動向を見つつ制作してるのもありまして、それでも一ヶ月ほど量産にトライしてみてある程度指標が見えてきた気がするのでここでまとめておこうと思います。
前の記事でも書いたけど、僕の場合はあくまで『売るものを作る』であって、練習を兼ねるとか上手い下手関係なく数だけにコミットしてる感じです。
そもそも販売までに一定基準の審査をパスした時点で売り物としての価値はあるという判断をするとして、質云々は今回はパスします。
現時点で6点ほど、心掛けていることがあるので順に説明していきます。
ざっくり言うと。。。
①時短プラグイン使う
②アレンジや展開は少なめ
③使用楽器のテンプレート化
④バージョンを作る
⑤頭の中で作っておく
⑥時間のかかるリテイクはしない
時短プラグイン使う
一曲一曲自分でミックスやマスタリングまでやってると多分量産難しいです。
ある程度の2MIXが出来たら、マスタリングツールのソフトウェアにどんどんマスタリングしてもらう。
僕が使ってるのはizotopeのOZONE8がメインです。というかこれしか使ってない。
出てきたものが自分が思った感じと違かったり、ボリュームや音圧を減らしたいなー、と思ったら自分で微調整してます。
時短系のプラグイン導入は量産のためには必須の項目だと考えます。
アレンジや展開は少なめ
曲を良くさせようと考えると、どうしたって凝ったものを作りますがその辺の思考は排除しています。
まああんまり長い曲を作らないのでアレンジや展開をそこまで考えないというのもあるんだけど、必要以上のこだわりや装飾はしない。
大体の場合『俺の曲聴けやー!!』みたいな作り方をするとダメなんですよ。
その曲がどういうシーンで使われるかとか、そもそもBGMはバックグラウンド的な用途だと思うので出しゃばらずに少し引っ込んで目立たないくらいが理想のはず。
『目立たないけど無いと寂しい』くらいの立ち位置が一番最適な気がするので、アレンジや展開は必要最低限にまとめる。
使用楽器のテンプレート化
僕のトライアルの場合はジャンルを絞ってそこでマインドシェアを取ること、即ちドミナンス戦略です。
そのジャンルを独占することによって売れる可能性を自助努力で上げていくスタイル。
そしてジャンルを決め打ちするってことは、使われる楽器も絞られてきて自ずと立ち上げる音源も限られてくる。
もしくは、最初からメインで使う楽器を決めて、他装飾の楽器を多少変えるとか。
これも特化するジャンルによるけど、量産や時短を考えると使用楽器の数はなるべく増やさないことがテーゼになってくるので、楽器はある程度テンプレート化してその中で色々やることにしています。
あとあんまり重い音源やプラグインは使わない。立ち上がりが遅くなるから。
バージョンを作る
一つのコンテンツで複数のコンテンツを生み出すことを考える。
ここで言うと、一曲作って終わり!とかじゃなくて、例えばその曲のイントロ部分だけをべつに書き出してジングルとして販売したり、メインで使ってる楽器を差し替えてみたり、リズムセクションがあればそれを抜いて書き出してみたり、一曲の中で何種類か素材が抽出できることを念頭に置く。
オーディオストックの場合はBGMだけじゃなく効果音やSE、歌ものなどのコンテンツもあるので、まんべんなくフル活用すること。
頭の中で作っておく
実際に曲を作ってる時以外でも、常に頭の中で作曲をする。
パソコンの前で「何作ろうかな、、?」という状況を作らない。
これは多分結構ありがちだと思うけど、ある程度頭の中で作る曲の事を考えておいて、いざ作曲しだしたらどんどん曲が作れるようにしておくとそれだけでかなり時短になります。
勿論曲作りながら偶発的に足したり引いたりってのはあるけど、メロディとか音色だけでもしっかり固まってるだけで作業スピードは全然違う。
通勤通学の際や、病院の待ち時間、ちょっとでも手が空くときは常に曲を考えること。
時間のかかるリテイクはしない
満を持してオーディオストックの審査に出しても、リテイクで返ってくることがあります。
簡単な処理で終わりそうなものならすぐリテイクして再審査に出すけど、時間のかかりそうなリテイクは一切しないことにしています。
とどのつまり、そういう楽曲はもうアップロードはしないでゴミ箱に行きます(笑)
制作した時間が報われないと思うかもしれないけど、それよりもどんどん新しい曲をアウトプットした方が効率いいのと、時間と手間のかかるリテイクを何度もやり取りするのはかなり高リスクだと考えてます。
実際売れるかどうか分からないというのも前提にあるし、量産を最優先に考えるとデータ管理も結構大変で、過去のデータやプロジェクトファイルをほじくり返すのも結構なんですね。
まとめ

というわけで量産だけにこだわった結果、かなり偏った指標が立ち上がりました。
最初に言った通り、あくまでジャンルを絞って量産することを考えてるので、例えばこだわって一曲一曲を作る方には引かれそうな内容となりました。
ただ僕は作曲を甘くも安くも見てないし、曲作りは大好きです。
むしろ今後も自分の好きな音楽をやり続けたいからこそ、オーディオストックを使って自分でベーシックインカムを作り出したいだけです。
今はただ目標を成し遂げることだけ考えてやっていきます。
もし参考になれば幸いです。
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