音楽とITでのんびり生きる田舎のおじさんのブログ

楽曲配信代行サービス「BIG UP!」を使ってみたレビュー

 

ちょっと前に、楽曲配信の代行サービス「BIG UP!」にエントリしてみました。

 

 

BIG UP!

クリエーター/アーティストのためのマルチマネタイズプラットフォーム。音楽配信代行,音楽出版,CD・グッズの製造・販売,音…

 

 

 

ちなみに筆者は他の配信代行サービスの「Tunecore Japan」や「Frekul」も使っています。

それぞれメリットデメリットがあると感じるので、併せて比較してみると自分に合った配信が可能になるかと思います。

 

ミュージシャン支援サービス「Frekul(フリクル)」に音源を登録してみました

音楽配信サービス【frekul】と【tunecore】の両方を使って配信して分かったメリットとデメリット

 

 

今回は「BIG UP!」も使ってみた感想と、他サービスと比較してみて感じてることなどをまとめてみます。

 

 

ざっくりと感想

 

最初に、他サービスも並行で使っている僕が「BIG UP!」の良いと思ったところを先に列挙してみます。

 

●配信日が指定できる

●WAV形式での登録

●0円で配信可能

●youtube収益化可能

●レーベルの登録できる

 

 

こんな感じ。

 

それぞれの項目については記事の最後のほうでそれぞれ触れてみます。

 

 

登録について

どの配信サイトもそうですが、BIG UP!に登録する場合はアカウントを作らなければいけません。

SNSでのログインも可能ですので、色々手間を省けます。

 

 

決済時の口座などを含め、基本的な情報を入力。

この際、自分のレーベルがあればレーベルとして登録します。

が、別にレーベルじゃなくて個人や別の名義でもリリース可能です。

 

こんな感じ。

後からも増やせるので、別の名義でのリリースがあれば包括管理可能です。

 

 

配信ストアは他の配信代行サービスと遜色は無さそう。問題ありません。

 

 

他のサービスと違うところは、有料プランと無料プランが選べるところです。

 

ベーシックプラン(有料)のプランは、有料プランしかないTunecoreと比べても若干割安になっています。

そのかわり国内DLの還元率はTunecoreが100%に対し、BIG UP!は60%と低い水準。

 

フリープラン(無料)は、登録も配信もすべて無料で出来ます。

 

 

楽曲の登録は、シングル、アルバム、両方可能です。

GUIも割と見やすくて、聞かれたことに答えていく感じでサクサクいけます。

登録楽曲のオーディオデータ、ジャケット画像なども同時に登録。

楽曲のデータ形式はWAVで登録可能。

TunecoreはWAVですが、Frekulは基本的にmp3だけなので、配信をWAVで登録したい人にはTunecoreかBIG UP!の二択になります。

 

 

最後のほうでプランを選べます。

 

 

で、配信ストアを最後に選びますが、ここで非常にありがたいのが「配信日の指定」が可能ということ。

 

指定する場合は一週間の猶予が必要となるものの、同じく無料で配信できるFrekulでは配信日の指定はできません。

 

 

BIG UP!のメリットを考える

 

ここで文頭に列挙したメリットの注釈をまとめてみます。

Tunecore、Frekulと引き合いに出して考えます。

 

配信日が指定できる

これはプロアマチュア関係なく非常にありがたい、というかむしろどのサービスにも準拠して欲しい機能。

というのも、

「〇月〇日から配信開始します!!」

と配信日を告知できるのはアーティスト視点から見ると結構大事だったりするので。

Tunecore、BIG UP!ではそれが可能です。

Frekulでは2018年9月現在実装されていません。

 

 

WAV形式での登録

音源はWAV(44.1kHz、16bit)で登録可能です。

いわゆるCDと同じ音質形式です。

配信先でそれぞれ対応したエンコードされているようです。

Tunecore、BIG UP!で可能。Frekulはmp3での登録です。

 

 

0円で配信可能

ベーシックプラン、フリープランのどちらかを選べますが、フリープランの場合は登録やランニングコストは一切かかりません。

なので、売れるか自信無い人でもとりあえず登録する位の感じでエントリ可能です。

Tunecoreだけにはフリープランはありません。

 

 

youtube収益化可能

youtubeのコンテンツ(ここでいうと、登録した楽曲のライブ映像やMVなど)をリンクさせると、再生数に応じて収益をもらえる仕組みです。

Tunecoreも同じ感じのサービスをやっています。

動画があれば使わない手は無いですね。

 

 

レーベルの登録ができる

僕のように自主レーベルをやっているようなアーティストにとってはかゆいところに手が届く感じのメリットです。

各社配信先でもちゃんとレーベル名は表示されるようなので、レーベルに限らずともサークルとか団体として分別した配信活動が可能。

 

Tunecore、BIG UP!で可能です。 Frekulは2018年9月現在まだ実装されていません。

 

 

 

まとめ

 

今回僕はフリープランでのリリースエントリをしました。

 

同じ無料でのサービスFrekulと比較した場合、無料でもTunecore並みに細かい設定が可能である、

「WAVでの登録」

「配信日指定が可能」

「レーベル登録が可能」

この三点だけでも、かなりBIG UP!のほうに分がある印象です。

 

配信日のことやレーベルの事についてはFrekul登録の際に記事にしていますので読んでみてください。

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また、BIG UP!が主催するコンテストやオーディションが開催されたり、楽曲のマスタリングサービスなどもあるようです。

avexが運営しているため、そういうスピンオフ企画は強そうな印象です。

 

 

 

というわけで、最近話題の大手代行サービスを色々使ってみましたが、それぞれにやはりメリットとデメリットはあるように感じています。

 

ただそれは、多分ユーザーごとに違うと思うので一概には断言はできませんが、BIG UP!はかなり有効に使えそうな感じがあります。

 

また違う機会にTunecore、Frekul、BIG UP!を比較しての感想をひとまとめにしてみようと思っています。

 

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